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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2010年2月12日 第82号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2金曜日にお届けいたします。
2010年2月12日 第82号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第82号となります。

今回のテーマは

「お金が残っている人、残っていない人」

です。

 私はこの業界に入って30年。
多くの開業医の先生方をみている間に、お金が残るか残らないかについて、
いくつかの理由があることがわかりました。

今回は、思いつくままに、その理由を何点か、紹介いたします。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

上田公認会計士事務所は
医療専門の会計事務所でコンサルティング力のある事務所として
医院経営に役立つ情報を提供してまいります。

この変革の時代に当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のために
少しでもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之

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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】
【特典の紹介】
【編集後記】
【感想をお寄せください】

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■医療経営白書とセミナーのご案内

開業ナビ(http://www.kaigyonavi.com/)にお知らせを追加しましたので
ご案内いたします。

■医療経営白書 2008年度版
−病院「再生」成功への軌跡−(9月20日に発売)のお知らせ
激動期の病医院を多面的な視点から捉えた医療経営の集大成!
病医院マネジメントの秘策を医療経営関分野のトップに位置する
有識者があますとこなく一挙公開!
詳しくは「 医療経営白書 2008年度版」から
診療開業支援研究会の株式会社メディサイト代表取締役 松村眞吾氏も執筆に
参加されています。

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■□■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】■□■

医業経営支援のための財務・会計ガイド
(12)お金が残っている人、残っていない人

上田公認会計士事務所所長
上田 久之  

 私はこの業界に入って30年。
多くの開業医の先生方をみている間に、お金が残るか残らないかについて、
いくつかの理由があることがわかりました。

今回は、思いつくままに、その理由を何点か、紹介いたします。

■ 盛業かそうでないか:
盛業であっても、ローンが大きかったり生活が派手で、
お金を残せない方もあれば、

それほど、はやっているわけではないが、
堅実な方で案外お金が残っている方もあります。

しかしお金が残るかいなかの基本的な要因は、
その人の所得の多寡であり、

例えば所得が4,000万円の人と、3,000万円の人では、
20年間で今の税制を前提とすると、
残るお金は1億円以上の差がつくことになります。

■ 親の家がありローンがない:

住宅は、通常の場合、人生最大の買い物であり、
相当の出費を伴いますし、社会的地位の高い医師であれば、
なおさらのことでしょう。

さらに、住宅をキャッシュで購入する人は、ほとんどなく、
おおかたの人は、住宅ローンにたよることになります。

住宅ローンを利用した場合、返済期間が長期間にわたるので、
その間の金利の負担が大きく、

例えば5,000万円を25年3%で借りた場合、
返済総額は約7,100万円となり、
住宅の購入代価以外に金利を2,100万円も支払うことになります。

親の住宅を相続し、自分で住宅を買う必要のない人と、
自分で住宅を買う人では、残るお金に非常に大きな差が
つくことになります。

■ 親の診療所を承継しローンがない:

戸建開業であれ、テナント開業であれ、
親の診療所を承継するかしないかでは、
残るお金に大きな差がつくことになります。

もちろん診療所を承継する場合でも、
通常、改装工事や設備の入れ替えが行われるので、
資金がいらないということではありません。

しかし、全くの新規開業であれば、
戸建開業で土地代も含め1億円以上、
テナント開業でも、5,000万円以上の資金が必要であることに
比べれば明らかに承継のほうが資金が少なくてすみます。

医師会の入会金や患者数が零から目標に達するまでの
運転資金も少なくてすみます。

■ 子供が国公立の医学部にいくかどうか:

前回も書きましたが、開業医で子供を医師にさせたいと思う場合、
教育費がライフプランに大きく影響します。

医学部に入るまでの中学や高校の塾代が月20万円かかると
いった話もよくききます。

しかしなんといっても、入る時と入ってからが大変で
私立医学部の入学金と授業料さらに仕送り代を合わせると
5,000万円は、覚悟しなければなりません。

他の学部であれば、文系であれ理系であれ国立と私学で、
それほど極端な差はありませんが、医学部に関しては、
天と地ほどの差があります。

開業医の相続税の申告をさせていただく場合に
相続財産が少ないので、その理由を調べてみると、
子供二人を私立の医学部に入れたためであったということを、
何度も経験いたしました。

■ 生活費(固定費)がコントロールできるかできないか:

生活費は、キャッシュフローのなかでの大きな固定費です。

世の中には、生きていくのに不可欠ではないが、
あればよいモノやサービスでみちあふれています。

国産の1万円の時計も50万円のロレックスも
時計としての機能は同じです。

キャッシュフローが潤沢であれば、生活費について
あまり気にかける必要はありません。

しかし、なんとか改善を図りたい場合、収入増や経費カット、
ローンの借替による返済額の軽減と、あらゆる手をうっても、
まだ原資がでないのであれば、当然生活費の見直しも、
視野に入れなければなりません。

医師は、一般のサラリーマンと経済感覚が異なり、
生活費が膨れあがっているので、ある程度の見直しの効果は
期待できます。

■ お金を働かせているか:

お金は、引力の法則とは異なり、低いところから高いほうへ、
ない人からある人へ流れているように思います。

持っている人は、それを種銭に、日曜日も自分が寝ている間も、
自分が稼いだお金を働かせています。

たとえば2億のキャッシュをもっている人が、
配当利回り3%の株で運用したと仮定(この原稿を書いて
いる時点では、株安でそのような株がいくらでもあります)。

配当は10%課税なので、手取は540万円となります。
これは課税所得に換算すると、1,080万円に匹敵し、

また、1,080万の所得を医業で得ようとすると、
分業していなければ、月に150万は診療報酬を増やさなければ
なりません。

日本は額に汗して働いた所得よりも、不労所得を優遇しています。

加齢による体力低下で、収入がおちたころには、
働いて得たお金に働いてもらい、その不足をうめる発想も必要では
ないでしょうか。

<続く>
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■無料相談会の日程

2月 6日 (土)
2月 13日 (土)
2月 20日 (土)
2月 27日 (土)
3月 6日 (土)
3月 13日 (土)
3月 20日 (土)
3月 27日 (土)

※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて 
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■【特典の紹介】
特典1 下記のガイドブックを無料で進呈!
「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/present.html

「新医療法人制度への対応ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/present02.html

「クリニックの事業承継ガイドブック」
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特典2 無料開業相談会実施中!
立地相談(阪神間)、開業準備のタイムテーブル、開業時の税務、
資金調達のポイント、開業後の収支予測 、スタッフ採用のポイント
等の無料相談を平成18年度は無料にて実施中。
詳細は下記をご覧下さい。
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特典3 病医院の経営情報を無料で提供!
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■姉妹編メルマガの紹介
「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
→ http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第82号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業や増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。

300件以上のクリニックを成功に導いてきたノウハウがあります。
土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

※来月から本メルマガを毎月1回(第2金曜日)の発行に変更いたします。
引き続きご愛読を宜しくお願い致します。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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