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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2009年10月9日 第78号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2金曜日にお届けいたします。
2009年10月9日 第78号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第78号となります。

前回「どんぶり勘定から抜け出す」で、残すべきお金が決まれば、
キャッシュフロー経営の計算フォーマットにあてはめて
逆算的に生活費や支出経費、診療報酬が試算できることを述べました。

では、残すべきお金はどのように決めればよいのでしょうか。

それを今回は具体的にお話します。

 

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

 

上田公認会計士事務所は
医療専門の会計事務所でコンサルティング力のある事務所として
医院経営に役立つ情報を提供してまいります。

 

この変革の時代に当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のために
少しでもお役に立てれば幸いです。

 

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

 

上田公認会計士事務所 上田 久之

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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】

【特典の紹介】
【スタッフ紹介】
【新規開業セミナーDVDのご案内】
【姉妹編メルマガの紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】

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■医療経営白書とセミナーのご案内

 

開業ナビ(http://www.kaigyonavi.com/)にお知らせを追加しましたので
ご案内いたします。

 

■医療経営白書 2008年度版
−病院「再生」成功への軌跡−(9月20日に発売)のお知らせ
激動期の病医院を多面的な視点から捉えた医療経営の集大成!
病医院マネジメントの秘策を医療経営関分野のトップに位置する
有識者があますとこなく一挙公開!
詳しくは「 医療経営白書 2008年度版」から
診療開業支援研究会の株式会社メディサイト代表取締役 松村眞吾氏も執筆に
参加されています。

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■□■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】■□■
医業経営支援のための財務・会計ガイド
(8)お金はどのくらい残せばよいのか

上田公認会計士事務所
所長 上田 久之  

■残すお金は3種類
  前回「どんぶり勘定から抜け出す」で、残すべきお金が決まれば、
キャッシュフロー経営の計算フォーマットにあてはめて逆算的に
生活費や支出経費、診療報酬が試算できることを述べました。

では、残すべきお金はどのように決めればよいのでしょうか。

開業医の場合、老後資金のほかに、子弟の医学部関連の教育資金と、
診療所の改装資金の3つの資金が残すべきお金となります。

@老後資金
総務省の家計調査によると、65歳以上の夫婦の生活費は
1ヶ月当たり約23万円です。

しかし年収1,000万円以上の人が、老後を余裕をもって豊かに
過ごしたいと考える場合の生活費の月額は45万円といわれています。

これを多少余裕をみて月50万円とし、引退年齢を68歳とすると

計算式は月額50万円×12ヵ月×(85歳−68歳)=1億200万円
となります。

かなり大きな金額となりますが、残すべきお金は、
先ほどの1億200万円から小規模企業共済の退職金と
医師国民年金基金を控除した額となります。

では院長退職金はどのくらいになるか中小企業基盤整備機構の
ホームページを参考にしながら事例をみていきましょう。

例えば、38歳で開業して68歳で引退すると仮定して、
月額5万円の掛金を30年間払い込んだとすると、
退職金税引き後では2,121万円となります。

一方、国民年金ですが、これは年額を概算で80万円とみて、
17年間で1,360万円給付されるものといたします。

次に医師国民年金基金ですが、院長が38歳で開業と同時に
加入したといたします

。基本年金月額2万円と追加年金5,000円×15口コースを
選択したとすると、年金月額は9.5万円となります。

以上の仮定で生涯に受け取る医師国民年金基金は
9.5万円×12ヵ月×17年=1,938万円となります。

以上の計算の結果、老後に必要な資金は、

1億200万−2,121万円(院長退職金)−1,360万円(国民年金)
−1,938万円(医師国民年金基金)=4,781万円
となります。

A教育資金
次に残すべきお金は子供を私大の医学部に行かせる場合の学資です。

仮に入学金に3,000万円、授業料を1年600万円とすると
3,000万+3,600万=6,600万円となります。

遠隔地で通学する場合の生活費の送金を加えると
7,000万〜8,000万円かかるのではないでしょうか。

歯学部でその半分くらいかかるといわれています。

院長先生が35歳のときの子供を私立医学部に行かせるとなると、
54〜60歳の6年間に約7,000万円が必要になります。

子供が国公立へ行くか私学へ行くかは、
中学生くらいにならないとわかりません。

しかしどうしても子供を医学部に行かせたいのであれば、
教育資金の準備がなければいざというときに子供の希望を
かなえてあげられないということになります。

B設備更新資金
3番目に残すべきお金は設備更新資金です。戸建て開業で、
開業時に鉄骨を使用して耐火構造の建物を新築した場合、
引退までに建て替える必要はないでしょう。

しかし、内装や医療機器の入れ替えはしなければなりません。
テナント開業の場合でも、30年間診療を続けるとすると、
少なくとも1回の改装と、医療機器の入れ替えは必要となるでしょう。

ところが、設備資金の積み立てを怠っていると、
50代もなかばになってから、また新規開業時と同じように
借金をしなければいけないはめに陥ってしまいます。

設備更新資金は100%もしくは、最低でも半分くらいは
自己資金でまかなえることをおすすめしています。

積立額の目安は、新規開業時に支出した設備投資額を
参考にして計算することになります。

■残すべきお金は
  上記の@老後資金、A教育資金、B設備資金の
3種類のお金が決まると、

将来の価値を現在価値に割り戻す減債基金係数表を
採用して、毎年残すべきお金を決定することになります。

仮に38歳の人が68歳で5,000万円の老後資金が必要であれば、
1年間に103万円残さなければいけません(金利3%)。

現在38歳で54歳から6年間教育費が8,000万円必要であれば、
1年間に400万円残さなければなりません。

15年後に設備更新に3,000万円必要であれば、
1年間に200万円残さなければなりません。

以上の3種類のお金を合算すると1年間に703万円となります。

いずれも、現在金融資産の保有を0と仮定していますので、
保有金融資産があれば、積み立て目標は低くなります。

                                                                              <続く>
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■10月、11月の無料相談会

10月  3日 (土)
10月 10日 (土)
10月 17日 (土)
10月 24日 (土)
11月  7日 (土)
11月 14日 (土)
11月 21日 (土)
11月 28日 (土)


※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて
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■【特典の紹介】
特典1 下記のガイドブックを無料で進呈!
「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/present.html

「新医療法人制度への対応ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/present02.html

「クリニックの事業承継ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/present03.html

「Q&Aクリニックの経営改善のすすめ方ガイドブック」
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特典2 無料開業相談会実施中!
立地相談(阪神間)、開業準備のタイムテーブル、開業時の税務、
資金調達のポイント、開業後の収支予測 、スタッフ採用のポイント
等の無料相談を平成18年度は無料にて実施中。
詳細は下記をご覧下さい。
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特典3 病医院の経営情報を無料で提供!
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会員登録はこちらから
→ http://www.uedacpa.com/bizup_toroku.html
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■新規開業セミナーDVDのご案内
2005年2月に大好評で行われました『新規開業セミナー〜成功する
新規開業の条件〜』のDVDを販売することになりました。これから
医院・診療所の開業をお考えのドクターにお薦めいたします。
数量限定の特別版となっておりますので、是非、この機会に
お買い求め下さい。

【特徴】
1、開業に必要なポイントを幅広く網羅。
2、豊富な開業支援の経験を持つ講師陣が分かりやすく解説。
3、テロップ表示で分かりやすくなっております。

【内容】(講師)
1.開演挨拶(上田 久之)
2.新規開業のタイムスケジュール(相松 透)
3.開業好適地選びのポイント(相松 透)
4.診療所設計と建築のポイント(尾崎 敏明)
5.開業計画作成のポイント(田中 猛)
6.資金調達のポイント・銀行のご紹介(梅田 秀樹)
7.スタッフ採用のポイント(坂本 武)
8.開業に関する税務(上田 久之)
9.診療所と介護保険事業(相松 透)
10.閉会の挨拶(上田 久之)
※1〜5…1枚目収録、6〜10…2枚目収録

【仕様】
・DVD2枚組み(180分)
・セミナーレジメ同梱

【価格】
  21,000円(送料、消費税込み)

お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/dvd.html
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■姉妹編メルマガの紹介
「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
→ http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第78号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業や増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。

300件以上のクリニックを成功に導いてきたノウハウがあります。
土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

※来月から本メルマガを毎月1回(第2金曜日)の発行に変更いたします。
引き続きご愛読を宜しくお願い致します。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
――――――――――――――――――――――――――――――
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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