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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2007年6月8日 第50号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2金曜日にお届けいたします。
2007年6月8日 第50号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第50号となります。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

今後も診療報酬の引き上げは望めないこと。病院における
勤務医のポスト不足から開業ラッシュが今後5年程度は続くと
予想されること。

マッサージやサプリメントなどの医療の代替サービスとの競合も
激しくなること。

さらに、支払側の財源不足から保険請求の電子化要求、
ジェネリック医薬品の使用拡大等が進むと考えられます。

また、医療保険給付の免責制も導入される可能性があると思われます。

以上のような厳しい状況の中で診療所の経営を安定軌道に乗せる
ためには何が必要かを考えてみましょう。

この多難な時代の幕開けに当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のためにほんの少し
でもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之

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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】
【特典の紹介】
【スタッフ紹介】
【新規開業セミナーDVDのご案内】
【姉妹編メルマガの紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■専門性か総合性か

専門性を打ち出すか総合性を打ち出すかというのは
古くて新しい問題です。

厚労省は医療機関の診療科名を整理する方針を固めました。

以下少し長くなりますが、引用します。

厚生労働省は医療機関の診療科名を四割強廃止し、
二十程度に絞り込む方針を固めた。

アレルギー科や心臓血管外科といった専門性が高く分かりにくい科名をなくし、
一般の患者がイメージしやすい皮膚科や外科などに名称変更させる。

厚労省は二十一日に開く医道審議会(厚労相の諮問機関)の専門部会で
検討を始め、年内にも医療法の関連政省令を改正したい考え。
早ければ二〇〇八年にも施行する。

医療機関が自由に看板などに掲げられる科名は現在、歯科を含めて三十七あるが、
患者などから「多すぎて分かりにくい」との指摘が出ていた。

専門的なアレルギー科やリウマチ科などは廃止される予定で、
こうした分野が“得意”である場合は、内科の下に小さく「アレルギー」などと
表記する方式になる見通し。

一方、救急科などを新設する。
救急医療に対応できる体制をアピールして、患者が緊急時に駆け込めるようにする
のが狙い。ただ、追加分も含めて全体数は二十程度にとどめる。

また、開業医が一人の診療所では、原則として医師一人につき二つの診療科までしか
表記できないようにする

。厚労省が「医師が一人なのに四つも五つも専門分野があるのはおかしい」と
考えているため。

軽度であればどのような病気でも基本的に対応できる医師については、
新たに総合科を新設して同省が認可する方針。

開業医が地域医療を下支えする総合科医となることを促す考えだ。
( 2007/05/14, 日本経済新聞 朝刊)

よく考えてみれば、一般企業ではもっとも重視されている「ネーミング」が
政府によって決められています。

そこで、医院の名前自体をブランドにする戦略が今後の医院経営の重要な柱になると
考えられます。

その中で、いかに的確な経営戦略を立て、集患を図るかが
院長の腕の見せ所になってくるでしょう。

このメルマガの読者には有益な情報をどんどん提供したいと
思います。

今後ともご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

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■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】

<前回の目次>
6.開業に関する税務
6-1 開業準備費の計上
6-1-1 費用の種類
6-1-2 税務上の処理方法
6-1-3 留意点
6-2 開業資金のポイント
6-1-1 総資金のバランスが取れていること

<今回の目次>
6.開業に関する税務
6-2 開業資金のポイント
6-1-2 大口資金の流れの整理と証憑資料
6-1-3 自己資金の証明と解約書類
6-1-4 親族借入のポイント
6-1-5 取得資金調査の2つの関門(取得資金のお尋ねと第一回の調査、登記)
6-1-6 相続時清算課税の活用
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前回は開業に関する税務の第一回目として、
開業準備費の計上について述べました。

開業準備費のポイントは、開業の1年位前の費用も
計上できるということと開業後数年経って税率が
高くなった時点で費用化することができるという
点です。

また、総資金のバランスが取れていることが大切だ
と述べました。

これは言い換えると収入と支出の総合計が常に一致
するということです。

さて、今回は開業資金のポイントの続きです。
税務署はお金の流れに関心を持っています。大口の
資金がどこから入って、どこへ出て行ったかを明確
にしておくとわかりやすくなります。

たとえば、診療所の建物を借りる際の保証金を支払
ったら帳簿の摘要に「○○銀行定期解約」などと書
いておきます。

その他の多額の出費の場合も同じように資金の出所を
下記のように書いておくと、後で資金の出所を聞かれ
たときにすぐに答えることができます。

(例)
内装工事の支払 ← ○○銀行借入3000万円より
医療機械の支払 ← 国金借入1000万円より

多額の自己資金についてはその証明が必要です。
たとえば毎月積立貯金をしていればその預金証書など
です。それがなければ贈与などの疑いを受けることに
もなりかねません。

また、今までの給与明細や住宅ローンの支払に使って
いた通帳なども整えておいたほうがいいでしょう。

また、年収が1000万円なのに3年の勤務で3000万円の
貯金があったらおかしいと指摘されることになります。

次に、借入をする場合におそらく一番多いのはご両親
から資金援助を受けるケースだと思います。

この場合、贈与とみなされると多額の贈与税が徴収さ
れますので、借入にする場合はそれなりの証拠が必要
になってきます。

たとえば、親子の間だから「ある時払いの催促なし」
などということで借りると「贈与」とみなされてしま
います。

それを防止するためには、借入期間、返済期間、利率、
月々の返済額などを定めた借入契約書を作成しておく
ことが必要です。

また、このような借入の契約書があっても実際に返済が
なされたという証拠がないと、これもまた贈与とみな
される恐れがあります。

特に現金の手渡しで返済するというのは証拠が残らない
ので贈与とみなされる可能性があります。

そういうあらぬ疑いをかけられないためには、借入金の
返済は毎月決まった額を銀行振込にして送金するのが
一番確かな方法です。

では、上記のような取得資金の調査がいつなされるかと
いうと、テナント開業の場合では1回目の税務調査の
ときに行われることが多いようです。だいたい開業して
から3年から5年が経過したときに税務調査が行われる
ようです。

また、戸建開業の場合ですと、登記の時に資金の確認が
されるようです。それとやはり第一回目の税務調査の
時に調査を受けることが多いと思われます。

また、戸建開業の場合は登記割合にも注意が必要です。
ご夫婦とも医師の場合、夫婦で共有名義にすることも
あると思いますが、その場合において開業資金を全額を
夫が負担すると 贈与とみなされることもありますので、
注意が必要です。

さて、最近では相続時清算課税の活用も有力な手段と
して注目されています。その詳しい内容については
次回述べますのでご期待ください。

以上
<続く>
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■6月と7月の無料相談会

6月 9日 (土)
6月 16日 (土)
7月 14日 (土)
7月 21日 (土)

※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて
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■【特典の紹介】
特典1 下記のガイドブックを無料で進呈!
「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/present.html

「新医療法人制度への対応ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/present02.html

「クリニックの事業承継ガイドブック」
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特典2 無料開業相談会実施中!
立地相談(阪神間)、開業準備のタイムテーブル、開業時の税務、
資金調達のポイント、開業後の収支予測 、スタッフ採用のポイント
等の無料相談を平成18年度は無料にて実施中。
詳細は下記をご覧下さい。
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■新規開業セミナーDVDのご案内
2005年2月に大好評で行われました『新規開業セミナー〜成功する
新規開業の条件〜』のDVDを販売することになりました。これから
医院・診療所の開業をお考えのドクターにお薦めいたします。
数量限定の特別版となっておりますので、是非、この機会に
お買い求め下さい。

【特徴】
1、開業に必要なポイントを幅広く網羅。
2、豊富な開業支援の経験を持つ講師陣が分かりやすく解説。
3、テロップ表示で分かりやすくなっております。

【内容】(講師)
1.開演挨拶(上田 久之)
2.新規開業のタイムスケジュール(相松 透)
3.開業好適地選びのポイント(相松 透)
4.診療所設計と建築のポイント(尾崎 敏明)
5.開業計画作成のポイント(田中 猛)
6.資金調達のポイント・銀行のご紹介(梅田 秀樹)
7.スタッフ採用のポイント(坂本 武)
8.開業に関する税務(上田 久之)
9.診療所と介護保険事業(相松 透)
10.閉会の挨拶(上田 久之)
※1〜5…1枚目収録、6〜10…2枚目収録

【仕様】
・DVD2枚組み(180分)
・セミナーレジメ同梱

【価格】
  21,000円(送料、消費税込み)

お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/dvd.html
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■姉妹編メルマガの紹介
「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
→ http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第50号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業や増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。

300件以上のクリニックを成功に導いてきたノウハウがあります。
土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

※来月から本メルマガを毎月1回(第2金曜日)の発行に変更いたします。
引き続きご愛読を宜しくお願い致します。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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