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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2008年9月12日 第65号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2金曜日にお届けいたします。
2008年9月12日 第65号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第65号となります。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

この4月から始まった高齢者医療制度については、行政の対応が後手に回り、
現場での混乱が続いています。

限られた外来の診療報酬だけで長期にわたり安定した収益を
確保するのがだんだんとむずかしくなってきました。

特定健診や訪問診療なども重要な選択肢の一つと言えます。

その延長線上で高齢者賃貸住宅を医療所法人が経営すると
いうのも検討に値するでしょう。

どんな環境においても、成果を出していくのが経営です。

上田公認会計士事務所は
医療専門の会計事務所でコンサルティング力のある事務所として
医院経営に役立つ情報を提供してまいります。

この変革の時代に当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のために
少しでもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之

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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】
【特典の紹介】
【スタッフ紹介】
【新規開業セミナーDVDのご案内】
【姉妹編メルマガの紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■診療所開業支援研究会の報告

去る8月20日に弊事務所主催の診療所開業支援研究会を開催しました。

2ヶ月に1回の割合で開催し、今回で15回目となりました。

今回は、 医業サポート研究会 代表 加藤真 様を講師にお招きして、

「診療所の増収増患について ―診療報酬改定によせて―」と題して

ご講演を頂きました。

診療報酬が改定され、大幅な減収を余儀なくされたクリニックも見受
けられます。

そんなクリニックに、具体的に何をどのように算定すればいいのかを
話していただきました。すぐに実行して効果の上がるノウハウを提供
していただきました。

主な内容は下記の通りです。

診療報酬改定の影響を検証

診療報酬改定による診療所経営へ影響

医療費の抑制政策の中での医療機関の対応とは

増患のポイント

算定しやすくなった生活習慣病管理料

外来管理加算に時間規定を導入

連携の評価 (改定によって高い点数の配分された領域へ傾注)

夜間早朝等加算 (退院時における円滑な情報共有や支援の評価)

以上

内容が具体的ですぐに実行できることばかりでしたので、あらためて
多くのドクターに聞いていただく機会を持ちたいと考えております。

そのときにはこのメルマガでも再度ご案内いたします。

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■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】

<前回の目次>
「立ち上がり時の増収増患者対策」(9)スタッフの教育訓練
7‐3‐2 チームワークの実習
7‐3‐3 接遇教育
7‐3‐4 患者回しとカルテ回しの予行演習
7‐3‐5 レセコン操作
7‐3‐6 窓口会計の訓練
7‐3‐7 お祝い客の応対

<今回の目次> 
「在宅医療の立ち上げ」(1)
7‐4 在宅医療の立ち上げ
7‐4‐1 収入の目安
7‐4‐2 増患対策の具体的手法
7‐4‐3 歯科との連携
7‐4‐4 介護保険関連職種との連携
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前回まではスタッフの教育訓練について述べてきました。
スタッフの教育訓練は一言で言うと徹底するまで反復する
ことに尽きます。

「凡事徹底」ということです。

一方、経営者としての院長は医療制度の改革の方向を見極めて
経営戦略を構築し、適切な布石を打っていきたいものです。

将来、医療費の財源が少なくなることを前提にして政府は医療費の
抑制を目指しています。その基本的な方向は「予防」と「在宅」です。

制度としては「効率的な医療提供体制」の構築と「国民皆保険制度」
の維持です。

その延長線上には平成24年度の介護療養病床の廃止があります。
いわゆる社会的入院による入院日数の増加に起因する医療費の増大を
防ぐために介護療養病床を廃止します。

それに伴い今まで介護療養病床に収容されていた慢性病患者を在宅に
戻します。そして診療所から在宅の慢性病患者に医療を提供するという
方向に動いています。

平成17年11月25日の社会保障審議会医療保険部会と社会保障審議会医療
部会で平成18年度診療所報酬改定に係る基本的考え方が示されました。

それに基づいて在宅医療の評価が大幅に見直されました。

主なものは次のとおりです。

@在宅療養支援診療所の評価

A入院から在宅医療への円滑な移行の促進

B在宅療養における24時間対応体制の評価

C患者の重症度等を反映した訪問看護の評価の見直し

D在宅におけるターミナルケア及び見取りに係る評価の見直し

E自宅以外の多様な居住の場におけるターミナルケアの推進

以上のような医療制度の潮流を捉えて経営戦略を立てて一歩一歩前進
していきたいものです。

そこで、今回は「在宅医療の立ち上げ」です。

まずは、収入の目安から考えてみましょう。

月2回の訪問診療だけで一人当たり5万円から6万円になります。

月2回の患者が30人居れば月間180万円、年間2,000万円くらいの収入に
なります。15人でもその半分の1,000万円の収入になります。

そして、訪問回数は30人×2回÷20日=3人/日となります。
1日に3軒訪問するためには、その3軒ができるだけ近い方がいいわけです。

離れているととても3軒は回りきれません。

原価はほとんどかかりませんから純益と考えていいでしょう。

マーケティングとしては大型医療法人が展開している地域は避けるのが賢明です。

なぜなら、大法人は訪問看護ステーション・在宅介護支援センター
・老人保健施設・特別養護老人ホームなどを複合的に経営している
ために、患者を囲い込んでしまいます。

診療所では太刀打ちできません。

次に後方病院の確保が重要です。勤務先の近くで開業する場合は
勤務先病院を後方病院として提携すればもちろん非常に有利になります。

また、病院を紹介するだけではなく、知り合いの先生を紹介すると患者に
とっては非常にありがたく感じます。そういう意味では、普段から同窓生
や同門の先輩後輩との付き合いが大切になってきます。

また、在宅に限らず増患対策の具体的手法としては、近くの大病院の
地域連携室を定期的に訪問して患者の紹介をしてもらうのが一番効果的
でしょう。

あるいは、患者宅を訪問した際に紹介を頼んだり、近隣に挨拶に顔を
出したりするといった地道な努力もやっていきたいものです。

もちろん、それ以前に診療所内に訪問診療等のポスターを貼ってPRをする
ことやパンフレットを作成して広報を行うことは基本中の基本といえます。

次に、訪問入浴サービスの事業者、ヘルパー事業者などとタイアップして
患者を紹介しあうというのも効果があります。

そのときに院長が回るのが難しかったり苦手である場合はMSやMR等のOBを
雇って回ってもらうという方法もあります。相場は一日2万円位と考えれば
いいでしょう。

将来の医療制度の方向を考えた場合、在宅医療が大きなマーケットに
なることは間違いありません。

今から5年先を見据えた手をしっかりと打っておきたいものです。

次回は、在宅医療の立ち上げ(2)です。
歯科との連携と介護保険関連職種との連携について検討します。

<続く>
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■ 9月、10月の無料相談会
 9月  6日 (土)
 9月 13日 (土)
 9月 20日 (土)
 9月 27日 (土)
10月  4日 (土)
10月 11日 (土)
10月 18日 (土)
10月 25日 (土)

※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて

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■【特典の紹介】
特典1 下記のガイドブックを無料で進呈!
「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/present.html

「新医療法人制度への対応ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/present02.html

「クリニックの事業承継ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/present03.html

「Q&Aクリニックの経営改善のすすめ方ガイドブック」
お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/present04.html

特典2 無料開業相談会実施中!
立地相談(阪神間)、開業準備のタイムテーブル、開業時の税務、
資金調達のポイント、開業後の収支予測 、スタッフ採用のポイント
等の無料相談を平成18年度は無料にて実施中。
詳細は下記をご覧下さい。
→ http://www.uedacpa.com/opensoudan.html

特典3 病医院の経営情報を無料で提供!
無料の簡単会員登録だけで経営のお役立ち情報が手に入ります。
会員登録はこちらから
→ http://www.uedacpa.com/bizup_toroku.html
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■新規開業セミナーDVDのご案内
2005年2月に大好評で行われました『新規開業セミナー〜成功する
新規開業の条件〜』のDVDを販売することになりました。これから
医院・診療所の開業をお考えのドクターにお薦めいたします。
数量限定の特別版となっておりますので、是非、この機会に
お買い求め下さい。

【特徴】
1、開業に必要なポイントを幅広く網羅。
2、豊富な開業支援の経験を持つ講師陣が分かりやすく解説。
3、テロップ表示で分かりやすくなっております。

【内容】(講師)
1.開演挨拶(上田 久之)
2.新規開業のタイムスケジュール(相松 透)
3.開業好適地選びのポイント(相松 透)
4.診療所設計と建築のポイント(尾崎 敏明)
5.開業計画作成のポイント(田中 猛)
6.資金調達のポイント・銀行のご紹介(梅田 秀樹)
7.スタッフ採用のポイント(坂本 武)
8.開業に関する税務(上田 久之)
9.診療所と介護保険事業(相松 透)
10.閉会の挨拶(上田 久之)
※1〜5…1枚目収録、6〜10…2枚目収録

【仕様】
・DVD2枚組み(180分)
・セミナーレジメ同梱

【価格】
  21,000円(送料、消費税込み)

お申し込みはこちらから
→ http://www.uedacpa.com/muryoform/dvd.html
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■姉妹編メルマガの紹介
「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
→ http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第65号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業や増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。

300件以上のクリニックを成功に導いてきたノウハウがあります。
土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

※来月から本メルマガを毎月1回(第2金曜日)の発行に変更いたします。
引き続きご愛読を宜しくお願い致します。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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