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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2007年12月14日 第56号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2金曜日にお届けいたします。
2007年12月14日 第56号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第56号となります。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

さて、平成19年12月3日に社会保障審議会医療保険部会と社会保障
審議会医療部会から平成20年度診療報酬改定の基本方針がでました。

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/11/s1129-8.html

平成18年度診療報酬改定の基本方針に示された「基本的な医療
制作の方向性」と「4つの視点」を基本的に継承しています。

その上で、産科や小児科をはじめとする病院勤務医の負担軽減を
図ることを緊急課題として位置づけるべきとしています。

他方で、医療法人の不動産経営が認められ、医療法人による高専賃の
経営が注目を浴びています。

そして、来年からは高齢者医療制度、特定健診・特定保健指導も
始まります。

そういう長期的な流れを見極めながら、その対策は今から立てて
おく必要があるのではないでしょうか。

以上のような厳しい状況の中で診療所の経営を安定軌道に乗せる
ためには何が必要かを考えてみましょう。

この多難な時代の幕開けに当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のためにほんの少し
でもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之
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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】
【特典の紹介】
【スタッフ紹介】
【新規開業セミナーDVDのご案内】
【姉妹編メルマガの紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■ 診療報酬の引き下げに対応する準備はできていますか

2007年11月3日付け日経朝刊によると

二日の中央社会保険医療協議会では、来年四月に開始する
七十五歳以上の後期高齢者医療制度に関して、厚生労働省が初診料を
上げる一方、再診料は下げる方針も示した。後期高齢者には慢性的な
疾患が多いことを考慮し、医療費の膨張に歯止めをかけるため再診料を
抑える。次期診療報酬改定で実現を目指す。
  厚労省は高齢者の再診について、経過観察や慢性疾患への継続的な
指導・管理が中心だとして、長期の対応が必要となることから再診料の
引き下げを提言。初診に関しては「受診歴、服薬歴、利用中の医療・
介護サービスの詳細な聴取が必要」と訴え、初診料の引き上げを求めた。
現行の初診料は病院・開業医ともに二千七百円、再診料は診療所が
七百十円に対し、病院は五百七十円。いずれも患者の年齢による違いは
ない。
  厚労省は後期高齢者制度で導入予定の「主治医」の要件も例示。
継続的に後期高齢者の健康管理を担う位置付けで、
(1)患者に主治医と認められ、年間の診療計画を作成
(2)他の医療機関での受診状況を把握
(3)血液・尿・心電図などの定期検査の実施――などを挙げた。

さて、これらの先には何が待っているのでしょうか。

厚生労働省の方針としては、医療費を抑制するために
開業医の診療報酬にもさらなるメスを入れてくることは必至と
思われます。

医療に強い税理士事務所や会計事務所をご利用の
クリニックは、大丈夫だとと思います。

顧問契約をしている会計事務所等から情報を
得られないドクターは弊事務所にお問い合わせをいただければ
幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
<前回の目次>
第55号 6.「開業に関する税務」(7)
6‐4 長期的な節税対策のパタ‐ン
6‐4‐1 1年目 赤字
6‐4‐2 2年目 赤字の繰越
6‐4‐3 3年目 開業費の償却
6‐4‐4 4年目 定率法へ変更する。
6‐4‐5 5年目 医療法人設立

<今回の目次>
第56号 「立ち上がり時の増収増患者対策」(1)
7‐1 いかに開業を告知するか
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前回は長期的視点に立った納税コントロールのポイントについて
述べました。

そして、納税コントロール上の基本は次の2点でした。
@個人所得をもとに課税される所得税と住民税が、所得が高く
  なるほど税率も高くなる累進課税になっているということ。

A医療法人にかかる法人税率が30%と一定であること。
患者さんが増えてきて所得が高くなり税率も高くなるのに合わ
せて、開業費を償却したり、建物や設備の償却方法を変更したり、
医療法人を設立することが納税コントロールをスムーズに行う
秘訣です。

今回はいよいよ「立ち上がり時の増収増患対策」(1)です。
まずは「いかに開業告知をするか」から始めましょう。

目次で一覧表を出しましたが、その前に実例を検討してみましょう。

経営が順調な医院は、固定客をつかんでいることが多いようです。
東大阪のある歯科医院はリピーターが90%以上だということです。
目標は東京ディズニーランドだそうです。東京ディズニーランドの
リピーター率は80%とも90%とも言われています。

リピーターというのは2回以上来院した人のことですから、新規に
開業した場合には理論的にはリピーターはゼロです。今まで来院
した人が居ないのですから当たり前です。

新規に開業した医院は暇だという話をよく聞きます。
また、実際に最近新規に開業したクリニックを除いてみると、
患者さんよりスタッフのほうが多いというのが実情のようです。

その原因を調べてみますと、一言で言うと「告知不足」です。

実際に、最近にビジネス街の新築ビルの一階で開業したクリニック
を例にとりますと「告知不足」が明らかです。

新規の開業時には医院の評判というものはまだありません。患者さんが
来るか来ないかは一にかかって、告知がどれだけ浸透するかによります。

さて、このビジネス街の新築ビルに新規開業したクリニックの場合、
立地は非常にいいのですが、看板が悪いのです。駅からビジネス街に
流れる通勤客からよく見える位置にクリニックがあります。

しかし、・・・・です。

歯科医院があることがわからないのです。

ここには内科のクリニックと歯科医院と保険薬局が同じフロアーに
同時にオープンしました。その3軒とも患者の入りは悪いのです。

保険薬局はフランチャイズのオーナーであるため非常に商売熱心です。
駅からの通路に看板を出してその横でポスターを持って立ったりして
います。昔のサンドイッチマンといった風情です。

今の若い方にサンドイッチマンといってもわからないかもしれませんが、
昔商店街を歩くと店の看板を体の前後にぶら下げて歩いている人が居ま
した。それが看板をパンに見立ててまるでサンドイッチのような格好
からサンドイッチマンと呼ばれていたのだと思います。

余談になってしまいましたが、薬屋さんは商売熱心にやっているのですが、
クリニックのドクターのほうはそこまではやっていないようです。

ここで、読者の方々ならどのようなアドバイスをこの商売熱心な薬屋さん
にされるでしょうか。

ちょっと考えていただきたいと思います。

私が周辺のビルを回り通行人に聞き取り調査をしたところこんな回答が
返ってきました。

私「この辺にクリニックはありませんか」

通行人「ああ、ありますよ。あのビルの21階です」

なんと離れたビルの21階にあるクリニックを教えてくれたのです。

また、掃除をしている人に聞いてみました。

ビル管理の掃除人ですからあたりのことには詳しいと思いますが、
やはり21階のクリニックを教えてくれるのです。

これだけでも新しいビルの内科クリニックと歯科医院と保険薬局の告知が
不足していることがよくわかります。

この21階のクリニックはもう10年も営業しているので十分に認知され
ています。

一方、新しいクリニックは通勤客の多い一階にあり他のビルから来るの
にも適しているのにも拘らず認知されていません。

そこで、もう一度新規開業したクリニックの周辺を回ってみました。

そうすると、問題点が浮かび上がってきたのです。

皆さんもすでにお気づきのように、看板が目立たないのです。歩道橋から
下りてくる通行人からよく見える位置に窓の看板文字があるのですが、
緑色で細くて目立たないのです。よほど注意深く窓を見ないと読めません。

また、置き看板も通路に出してあるのですが、なんと・・・・

ちょうど腰掛の大きさの奥歯の形をした看板なのです。

しかも、文字が入っていません!

私は本当にてっきり腰掛けだと思いました。
(クリニックの先生、ごめんなさい!!)

一方、内科のクリニックは通勤客の少ない路面に面しています。
置き看板はきっちり出ているのですが、残念ながら見る人はあまり
いません。

ここまで分析すれば対策も見えてきます。

読者の方はどんな対策をお考えになったでしょうか。

ここで私の考えた対策を述べてしまってもいいのですが、せっかく
ですから今回は読者の方には次回までの宿題ということにしましょう。

紙にメモをしていただいて次回のメルマガと比べていただければ楽しく
「新規開業の告知方法」について考えられるでしょう。

では、次回のメルマガで実際の告知方法について真剣に検討していきましょう。

以上
<続く>
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■12月と1月の無料相談会

12月 8日 (土)
12月15日 (土)
1月12日 (土)
1月19日 (土)
1月26日 (土)

※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて

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■新規開業セミナーDVDのご案内
2005年2月に大好評で行われました『新規開業セミナー〜成功する
新規開業の条件〜』のDVDを販売することになりました。これから
医院・診療所の開業をお考えのドクターにお薦めいたします。
数量限定の特別版となっておりますので、是非、この機会に
お買い求め下さい。

【特徴】
1、開業に必要なポイントを幅広く網羅。
2、豊富な開業支援の経験を持つ講師陣が分かりやすく解説。
3、テロップ表示で分かりやすくなっております。

【内容】(講師)
1.開演挨拶(上田 久之)
2.新規開業のタイムスケジュール(相松 透)
3.開業好適地選びのポイント(相松 透)
4.診療所設計と建築のポイント(尾崎 敏明)
5.開業計画作成のポイント(田中 猛)
6.資金調達のポイント・銀行のご紹介(梅田 秀樹)
7.スタッフ採用のポイント(坂本 武)
8.開業に関する税務(上田 久之)
9.診療所と介護保険事業(相松 透)
10.閉会の挨拶(上田 久之)
※1〜5…1枚目収録、6〜10…2枚目収録

【仕様】
・DVD2枚組み(180分)
・セミナーレジメ同梱

【価格】
  21,000円(送料、消費税込み)

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■姉妹編メルマガの紹介
「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
→ http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第56号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業や増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。

300件以上のクリニックを成功に導いてきたノウハウがあります。
土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

※来月から本メルマガを毎月1回(第2金曜日)の発行に変更いたします。
引き続きご愛読を宜しくお願い致します。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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