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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2006年11月10日 第43号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2金曜日にお届けいたします。
2006年11月10日 第43号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第43号となります。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

今後も診療報酬の引き上げは望めないこと。病院における
勤務医のポスト不足から開業ラッシュが今後5年程度は続くと
予想されること。

マッサージやサプリメントなどの医療の代替サービスとの競合も
激しくなること。

さらに、支払側の財源不足から保険請求の電子化要求、
ジェネリック医薬品の使用拡大等が進むと考えられます。

また、医療保険給付の免責制も導入される可能性があると思われます。

以上のような厳しい状況の中で診療所の経営を安定軌道に乗せる
ためには何が必要かを考えてみましょう。

この多難な時代の幕開けに当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のためにほんの少し
でもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之
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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】
【特典の紹介】
【スタッフ紹介】
【新規開業セミナーDVDのご案内】
【姉妹編メルマガの紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
<ご紹介の依頼>
弊事務所のクライアントのほとんどは皆様からご紹介いただいた方です。
読者の方のお知り合いで医療経営のコンサルティングもできる
税理士事務所をお探しの方はいらっしゃいませんか。
300軒余りの診療所に提供している実証済みのコンサルティング
サービスを提供いたします。
なお、ご紹介いただいた方には薄謝を進呈いたします。

<構造改革と医院経営>
10月9日の寄田先生のセミナーでは
テーマが小冊子とホームページでした。

小冊子を書くドクターはまだ少数派です。
まとまった文章を書くことに慣れていないことが
その原因と考えられます。

それに対して、ホームページを作って公開しているドクターは
かなり増えてきました。

今回のセミナー会場では60人中20人程度の方が
ホームページをすでに作っていると答えていらっしゃいました。

その後、ホームページを作っているドクターにお話を聞く機会がありました。

そこでとんでもないことがわかりました。

何がわかったかといいますと

なんとホームページにはものすごい強力な集客力があることが
わかりました。

集客というとちょっと抵抗がある方には
集患といったほうがいいのかもしれません。

どれくらいの集患力があるかといいますと

兵庫県のA歯科医院では、開業して1年に満たないのですが、
手作りのホームページで毎月15人から20人の新患がくると
いうことです。

今までに200人以上がホームページからの新患だということです。

ものすごいコストパフォーマンスです。

また、同じ兵庫県の別のB医院では、新患の6割がホームページを
見ているということです。

ただし、これは口コミと併用のケースも含みます。

これには少し説明が必要です。

来院動機のアンケート調査をしたときに、
紹介とホームページの両方に丸をつけた方が
20%くらいいらっしゃるようです。

その場合にどちら主な来院動機かを決めるのは困難です。

しかし、私どもの経験から言うと
ホームページが口コミの裏づけに使われたと思います。

すなわち、近所の奥さんから「あの歯医者さんがいいわよ」と
いう話を聞いた場合にすぐにその歯医者さんに行くのではなく
ホームページで調べてから行っている可能性が高いということです。

そういう意味でホームページが口コミの裏づけに使われたということです。

また、大阪のC歯科医院ではホームページから検索して
遠くから来る人が多いので、医院のイメージを正しく
伝えるホームページがほしいという要望がありました。

毎月、かなりの新患があるようです。

このように、今やホームページが集患の大きな手段に
なってきていることはまちがいありません。

この現象は歯科のみならず、医科にも当てはまります。

日経ヘルスケア21の8月号には禁煙外来では
ホームページで検索してくる患者さんが多いと書いています。

ある医院では11人の新患のうち9人までがホームページからの
新患だったそうです。

65歳以上の人が使う医療費は年間約50万円です。
3年続けてきていただいたら150万円です
10年も来ていただけたら、なんと500万円になります。

ドクターのこういう計算が嫌いな方もいらっしゃいますが、
一般企業ではこれをライフタイムバリューと読んで
最も重要視している数字です。

小泉構造改革で医療の世界に市場原理が持ち込まれました。

否応なしにドクターも市場の荒波にさらされます。
そのとき市場原理に基づく経営の原理原則を知らずに
生き抜いていくことは難しいでしょう。

市場原理をよく知った上で、真に人の役に立つ医療を
提供していくことがこれから求められているのだと
思います。

規制緩和はこれからも続きます。

これからは、いい医療を提供するためにも
健全な経営の知識が必要になります。

これからも一緒に勉強して、よりよい医院経営を
実現していきたいものです。

これからも皆様のお役に立つ情報を提供してまいります。
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まずは、開業から話を始めますが、その中で既に開業している
先生方にも参考になるチェックポイントを取り上げております。

今回は、開業計画ができあがり物件も決まって資金調達をする
段階で特に注意しておくことについて検討していきます。

<前回の目次>
3-3.テナント契約のチェック
3-3-1.契約期間:スーパー等に入居する場合の契約期間
3-3-2.賃料
3-3-3.保証金と敷引と原状回復義務
3-3-4.法人化の了解
3-3-5.定期借家権
3-3-6.退去時通知
3-3-7.修繕費負担と看板

3-4.工事のチェック
3-4-1.設計施行分離発注
3-4-2.設計施工一括発注
3-4-3.ハウスメーカー発注
3-4-4.建築会社の評価

<今回の目次>
第43号 「資金調達のポイント」(1)
4.資金調達のポイント
4-1.資金調達で困る事
4-1-1.担保がない
4-1-2.担保があってもローンが残っている
4-1-3.保証人がいない
4-1-4.自己資金が少ない
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4.資金調達のポイント
前回までのテーマは物件の契約とそのチェックでした。
今回からは資金調達のポイントです。

4-1.資金調達で困る事
開業するに当たって十分な開業資金をご自分でご用意できる
先生はむしろ少ないのではないでしょうか。

先生方の「夢の設計図」である開業計画ができても先立つもの
がなければそれこそ「絵に描いた餅」でいくらおいしそうに
見えても食べることはできません。

自己資金がない場合は借り入れに頼るほかはありません。
今回は借り入れについて考えてみましょう。

借入は担保の有無によって有担保借入と無担保借入に分けら
れます。
そもそも担保とは貸したお金を確実に回収するための手段を
指します。そして、担保には人的担保と物的担保があります。
人的担保とは連帯保証人などを指します。また、土地などの
担保が物的担保です。

通常は、有担保借入のほうが無担保借入よりも借入限度額は
大きく金利も低くなります。有担保借入の代表的なものは住
宅ローンです。住宅を担保に長期の借入を行います。

4-1-1.担保がない
一方、無担保借入の代表は消費者金融のキャッシングです。
無担保で簡単に借りられる分だけ借入限度額も小さく金利も
高いのが特徴です。貸倒れを見込んで金利を高く設定してい
るわけです。

また、住宅ローンは借入金の使用目的が住宅の取得のためと
決まっています。これを目的別ローンとも言います。自動車
ローンや教育ローンも同様に使い道が限定されている目的別
ローンです。目的別ローンは借入金の使途が限定されていな
いフリーローンに比べると借入限度額も大きく金利も比較的
低いのが特徴です。

そこで、借入を上手に行うには以上に述べたような特徴を念
頭において目的にあった借入方法を採用することが大切です。

一般に、担保と言えば土地建物を指すことがほとんどです。
担保となる不動産がある場合は大きな問題はありませんが、
担保となる不動産等がない場合は、無担保借入を利用する
しか方法はありません。

4-1-2.担保があってもローンが残っている〜
4-1-3.保証人がいない
無担保借入の場合、保証人が必要です。配偶者が病院に勤めて
いたりして給料がある場合は保証人として認められます。保証
人がいない場合は信用保証協会を利用する方法があります。
その場合は、保証料として1%前後の手数料が取られます。また、
無担保借入の場合でも金融機関により金利や限度額等の融資条件
に差がありますので、複数の金融機関に当たってみる必要があり
ます。

ところで、土地建物があっても担保価値のない場合があります
ので注意が必要です。よくあるケースでは自宅を担保にする時に
住宅ローンが残っているという場合です。たとえば10年前に
4000万円住宅を3500万円のローンを組んで住宅を取得した場合に、
住宅の時価評価額が2000万円でローンの残額が2500万円という
ケースがあります。これでは、借金のほうが多くて担保には
なりません。

このようにローンの残高のほうが住宅の評価額よりも多いと言う
のは論外ですが、この10数年来の地価下落で土地建物の評価額が
思ったより少なく必要な担保が設定できないという場合もあります。
さらに不動産の評価額が借入限度額になるわけではありません。
掛目というものがあり、評価額の60%から70%しか借りられない
ということもあります。

また、同じ不動産でもリゾートマンションや別荘の担保価値は
ほとんどないということにも気をつけなければいけません。

4-1-4.自己資金が少ない
自己資金が少ないときには、借入に頼るほかはありません。借入以外
の方法としてはリースを活用する方法も考えられます。ただ、リース
の特徴としてはリース期間が5〜6年と借入期間よりも短いので月々
の支払額が増える傾向があります。

ここで借入について有利な順に整理をすると次のようになります。

(1)有担保借入(不動産等の物的担保がある場合)
(2)信用貸し(保証人がいる場合)
(3)リースの活用
(4)無担保無保証借入

<続く>
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■11月と12月の無料相談会
11月11日(土)
11月25日(土)
12月 9日(土)
12月16日(土)
※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて
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特典1 下記のガイドブックを無料で進呈!
「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」
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http://www.uedacpa.com/present.html

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2005年2月に大好評で行われました『新規開業セミナー〜成功する
新規開業の条件〜』のDVDを販売することになりました。これから
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2、豊富な開業支援の経験を持つ講師陣が分かりやすく解説。
3、テロップ表示で分かりやすくなっております。

【内容】(講師)
1.開演挨拶(上田 久之)
2.新規開業のタイムスケジュール(相松 透)
3.開業好適地選びのポイント(相松 透)
4.診療所設計と建築のポイント(尾崎 敏明)
5.開業計画作成のポイント(田中 猛)
6.資金調達のポイント・銀行のご紹介(梅田 秀樹)
7.スタッフ採用のポイント(坂本 武)
8.開業に関する税務(上田 久之)
9.診療所と介護保険事業(相松 透)
10.閉会の挨拶(上田 久之)
※1〜5…1枚目収録、6〜10…2枚目収録

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■姉妹編メルマガの紹介
「医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月17日)
医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第3金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
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「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第43号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業や増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。

300件以上のクリニックを成功に導いてきたノウハウがあります。
土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

※来月から本メルマガを毎月1回(第2金曜日)の発行に変更いたします。
引き続きご愛読を宜しくお願い致します。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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