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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2006年6月23日 第34号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2・4金曜日にお届けいたします。
2006年6月23日 第34号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

このたびお医者様の開業と経営改善に役立てていただくために
「医院・歯科医院開業と医院経営のヒント」というメルマガを発行
することにいたしました。今回で第34号となります。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

日本には医療法人だけでも全国に37000以上もあり、毎年多くの
医院・歯科医院が開設されています。今までは医療費は年々増加の
一途をたどりお医者様の収入もそれなりに保証されてきました。

しかし、今後団塊の世代が定年を迎え高齢化社会に突入したときに
今の収入が保証されるとは限りません。

また、日本の医療制度はフリーアクセスということで患者さんが
医療機関を自由に選ぶことができます。

今後は医療制度の変革と患者さんによる医療機関の選別が一層進む
と考えられ、お医者様にも経営感覚が非常に要求される時代に
なります。

この多難な時代の幕開けに当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のためにほんの少し
でもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之
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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】
【特典の紹介】
【スタッフ紹介】
【セミナー情報】
【姉妹編メルマガの紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
<前回の目次>
8.「診療所の経営環境と今後の取り組み」(1)

<今回の目次>
8.「診療所の経営環境と今後の取り組み」(2)
8-2.診療所の扱う各事業の成長性と収益性、競合
8-2-1.デイサービス
8-2-2.デイケア
8-2-3.訪問リハビリ
8-2-4.訪問介護
8-2-5.訪問看護
8-2-6.訪問診療
8-2-7.訪問入浴
8-2-8.グループホーム
8-2-9.外来診療

8-3.診療所の今後の取り組み
8-3-1.在宅医療
8-3-2.介護関連事業(訪問系、通所系、入所系)
8-3-3.産業医、労働安全衛生コンサルタント、健保組合との連携
8-3-4.サプリメント外来
8-3-5.治験
8-3-6.かかりつけ医機能の強化
――――――――――――――――――――――――――――――
8.「診療所の経営環境と今後の取り組み」(2)
前回は「診療所の経営環境と今後の取り組み」(1)について
述べました。

今後も診療報酬の引き上げは望めないこと。病院における
勤務医のポスト不足から開業ラッシュが今後5年程度は続くと
予想されること。

マッサージやサプリメントなどの医療の代替サービスとの競合も
激しくなること。

さらに、支払側の財源不足から保険請求の電子化要求、ジェネ
リック医薬品の使用拡大等が進むと考えられます。

また、医療保険給付の免責も導入される可能性があると思われます。

以上のような厳しい状況の中で診療所の経営を安定軌道に乗せる
ためには何が必要かを考えてみましょう。

今回は「診療所の経営環境と今後の取り組み」(2)です。

2000年に介護保険制度が導入されてから5年が経過した2005年に
大幅な介護保険制度が見直しをされました。

その間、介護保険の総費用は2000年度の3.6兆円から2005年度の
6.8兆円まで2倍近く増えてきました。

まさに巨大なマーケットが出現したわけです。

2000年に17.4%だった65歳以上の人口が2050年には35.7%に
なると予測されています。

そうなれば介護保険の要介護者の数も増え、介護保険の総費用も増加
していくと予想されます。

患者さんの立場に立てばかかりつけのお医者さんにずっと診てほしい
という希望があり、お医者さんのほうからみれば自分の患者は人生の
ゴールまで診てあげたいという願いもあります。

そういうことから医療法人がさまざまな介護サービスに進出するのも
自然な流れということができます。

ここでは、主な介護事業の収益性と成長性と競合状況を検討して
みましょう。

           収益性   市場の成長性   競合
デイサービス      ○      ○       激化
デイケア        ○      ○       横ばい
訪問リハビリ      △      △       横ばい
訪問介護        △      ○       激化
訪問看護        △      △       横ばい
訪問診療        ○      ○       激化
訪問入浴        △      ×       横ばい
グループホーム     △      ○       激化
外来診療        △      △       激化

この中では訪問診療が一番お勧めです。

収益性と成長性ではデイサービスとデイケアも訪問診療と同じです。
しかし、デイサービスとデイケアでは設備投資が必要になります。
さらに、介護職員を雇わなければなりません。

そういう意味ではリスクがかなり大きいといえます。

それに対して、訪問診療の方は設備投資も不要で職員を雇う必要も
ありません。したがって、リスクは非常に小さいのです。

在宅医療の強化は国の政策でもあります。在宅療養支援診療所制度が
新しく作られました。

平成24年には介護療養病床の廃止が決まっています。
その受け皿となるのが在宅療養支援診療所です。
通常の診療所でも当然在宅医療はできますが、その診療報酬には大きな
差があります。

在宅医療の営業としては、病院の地域連携室と密接な関係を持つことが
近道といえます。

また、同時に歯科医、行政、保健師、民生委員などの人々とも連携を
とることが必要です。

どうしても営業が苦手だという先生には、製薬会社などのOBを雇って
数日間で集中的に介護関係の事業所を回ってもらうことも考えてはいかが
でしょうか。

費用的には1日2万円くらいで、事務長の名刺を作って回ってもらうことが
できるでしょう。

また、産業医・労働安全衛生コンサルタントとして企業と契約すると
投資をせずに安定した収入が得られます。

さらに、最近の傾向としては健康保険組合が予防に力を入れています。
年4回の健診を行ったり、成人病の予備軍の栄養指導などを行ったりして
います。そういう健康保険組合と契約する方法も検討する価値があります。

増収のための取り組みには、他にもサプリメント外来や治験なども
あります。

サプリメント外来は予防医学と代替医療の2本立てで健康ブームを
追い風に伸びていくと予想されます。

治験に関してはSMO事業者がCRC(治験コーディネータ)の育成と
派遣、治験に関するさまざまな業務を支援してくれますので、非常に
取り組みやすくなってきています。

これらの事業を含めて経営上のさまざまな相談にも乗ってくれる
コンサルタントを活用するとも非常に重要な診療所の経営戦略の一つ
といえましょう。

<続く>
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■6月と7月の無料相談会
6月24日(土)
7月 8日(土)
7月22日(土)
※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて
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特典1 下記のガイドブックを無料で進呈!
「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」
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私どもの調査では10〜15%くらい売上が減少している歯科医院が
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【内容】
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【お申し込み・お問い合せ先】
上田公認会計士事務所
TEL:06-6222-0030 FAX:06-6222-0038

詳細はこちらから
http://www.uedacpa.com/seminar/200607.html
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■姉妹編メルマガの紹介
「医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月17日)
医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第3金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
http://www.mag2.com/m/0000156564.htm

「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第34号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業に当たって増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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