社会福祉法人担当 津田承子

1.今の仕事を教えて下さい

医療法人、社会福祉法人の監査担当
社会福祉法人の運営、会計に関する所外セミナーや所内研修の講師

2.入社を決めた理由を教えて下さい

医療・福祉に特化し、職員の質の向上のための研修制度が充実していることに魅力を感じました。前職でのクライアントは一般企業中心だったので、医療・福祉の会計・税務の知識は事務所に入社してから習得しました。研修計画が整備されているので、定められた所内および所外の研修を受講する中で、監査担当者として必要な知識が効率的に身につきます。また医療・福祉に精通した職員が周りにいるので、日頃から安心して相談できる環境が整っています。
加えて、目標管理制度が設けられているので、自身が1年間でどのように成長したいかを明確に意識し、日頃から目標達成に向けた努力をすることで、仕事に対する意識を高く持って過ごすことができます。
会計事務所は小規模な事務所が多く、こういった研修制度や目標管理制度が整備されていることは少ないのですが、日本クレアス税理士法人大阪本部には職員を育てる仕組みが用意されているので、ぜひこの事務所で成長したいと思い、入社を決めました。

3.今までの仕事の中で一番印象的だったことを教えて下さい

大きく2つあります。
1つ目は、入社後すぐに担当した病院の事業譲渡です。未熟だった経理部門を立て直しし、売り手として市場にのせられる環境を整備しました。買い手候補が現れてからは、弁護士、不動産鑑定士等他の専門家と連携しながら、創業家一族がハッピーリタイアメントを迎えられるよう、支援しました。無事に譲渡が済み、ほっとされたお客様の笑顔を見て、お手伝いが出来たことをありがたく思いました。
2つ目は、大阪府社会福祉協議会での社会福祉法人簿記講座の講師です。年1回6日間の初級講義を5年受け持っています。入社して2ヶ月後、社会福祉法人簿記検定の上級を受験・合格し、翌年から講師をすることになりました。実務経験が伴わない中で戸惑いながらのスタートでしたが、初日は6時間にわたり、社会福祉法人の運営と会計の役割についてお伝えしました。今でこそセミナー等での講師の経験も増えましたが、初回は準備から相当時間をかけて臨み、当日も受講者の皆様の反応をみながら時間内にうまく終わらせられるか必死で考えながらお話ししたことを今でも覚えています。大変でしたが、苦労したからこそ良い経験になりました。

4.今後の目標は何ですか?

入社して6年目になりますが、社会福祉法人を主な担当分野に絞り、仕事の経験を積んできました。上司が思い切って仕事を任せて下さったので、講師としてのキャリアは順調に積めています。社会福祉法人は根拠法である社会福祉法が改正され、一定規模以上の法人には法定監査が義務付けられるなど、制度の変わり目を迎えています。クライアントから安心して法人運営のご相談をいただける担当者であるために、今後も自己研鑽に努めたいと思います。
また、新しく社会福祉法人を担当する職員に対しては、先輩として自分の経験を伝えることで事務所に貢献したいと考えています。

5.最後に応募者にメッセージをお願いします

会計業界に就職しキャリアアップをはかるなら、まずは一定以上の規模の事務所に入社することが望ましいと思います。職員を育てる仕組みが整っている中で経験を積み、得意とする分野を伸ばしていけば、自然と周りから求められる存在に成長できます。
狭い環境の中で自分の立ち位置を見出すことは難しいですが、目標とする先輩が周りにいる中で自分を成長させることは、努力は要りますが辛くはないですし、必ず仕事のやりがいにつながり、人生の財産となります。
向上心が高く、自分を成長させるチャンスを求めている方には、日本クレアス税理士法人大阪本部でぜひそのチャンスをつかんでいただきたいです。
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