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【2026年5月最新】JALマイルが貯まる法人カード4選!おすすめから選び方まで解説

JALマイルが貯まる法人カード

法人カードでJALマイルを貯めようとすると、選択肢が一気に狭まります。

決済ポイント自体が搭載されていないJAL法人カードがあったり、貯まっても0.25%程度の低還元だったり、年会費だけが先にかかる構造のカードが多いためです。

選択肢が少ないといえど、年間決済額や出張頻度・JAL便利用頻度によって最適解が変わるため、この記事では、JALマイルを効率よく貯められる法人カードの選び方からおすすめまで紹介します。

この記事の要約
  • 法人クレジットカードでJALマイルを貯めるなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが第一候補です
  • JAL法人カードシリーズは決済マイルが付かないため、JALマイル最強の候補から外れます
  • JALダイナース ビジネス・アカウントカードは決済マイル1.0%とライフステータスポイント加算の両立が可能です
  • 選び方の軸は「実効還元率1.0%以上」「年会費とマイル移行上限のバランス」「出張で使える付帯特典」の3つです
  • 貯めたマイルは国際線特典航空券に使うと1マイル=4〜5円相当の価値で活用できます
目次

法人クレジットカードでJALマイル最強の1枚は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス」

法人クレジットカードでJALマイルを最強効率で貯めるなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが第一候補です。

SAISON MILE CLUB加入時のJAL還元率は1.125%で、法人カードとしてはトップクラスの水準です。

年会費は33,000円(初年度無料)。

SAISON MILE CLUBの登録料5,500円を加えた実質コストは年38,500円です。

プライオリティパス本会員無料・最高1億円の旅行傷害保険など、出張で使う特典も揃っています。

JAL還元率1.125%は法人クレジットカードでトップクラス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、永久不滅ポイントを1,000ポイント=2,500JALマイルの交換レートでJALマイルに移行できます。これはSAISON MILE CLUBに登録した場合の特別レートです。

通常のショッピング還元率は1,000円につき1ポイント。これをJALマイル換算すると、100円決済あたり1.125マイルが積算される計算です。

他の主要法人カードでJAL還元率を見ると、JAL法人カード CLUB-Aゴールドは決済マイルなし、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードは0.4%程度、JCB一般法人カードは0.3%相当にとどまります。

0.5%以下のカードが大半を占めるなか、1.125%は明らかな差別化ラインです。

年間決済額別の獲得JALマイルを試算すると、300万円なら33,750マイル、500万円で56,250マイル、1,000万円で112,500マイルが積算されます。500万円の決済規模でも、国際線エコノミー往復1〜2回分のマイルを毎年確保できる計算です。

年間マイル移行上限は15万JALマイル。この上限に到達するには年間1,333万円程度の決済が必要なため、ほとんどの個人事業主・中小法人ではこの上限まで到達しません。

仮に上限を超えた場合でも、永久不滅ポイントには有効期限がありません。ポイントのまま保持して翌年の交換枠で消化することができます。

年会費33,000円(初年度無料)・個人事業主も申し込み可

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は33,000円。初年度は無料で、SAISON MILE CLUBの登録料が別途5,500円かかります。実質コストは年38,500円から始まる構造です。

申込対象は「個人事業主・経営者」と公式に明記されています。

設立直後の法人や創業1年未満の個人事業主でも申込可能で、決算書の提出義務がないのが特徴です。本人確認書類と引落口座があれば手続きができます。

プライオリティパス無料・最高1億円旅行保険など出張特典が揃う

プライオリティパス(世界1,700以上の空港ラウンジ利用権)が本会員無料で付帯します。

海外出張1回で出発空港・経由地・現地の3回ラウンジを使うことも珍しくありません。年5回の海外出張があれば、ラウンジ利用機会は10〜15回。通常の有料ラウンジが1回3,000〜5,000円なので、年間5万円相当の節約効果です。

国内外旅行傷害保険は最高1億円が付帯します。しかし利用付帯であるため、出張のチケット代の決済などが保険が適用される条件のため注意が必要です。

出張時はこのカードで航空券代や公共交通機関の料金を決済しておけば、最高1億円の補償を維持できます。出張用の決済カードをセゾンプラチナに固定するのが運用上は安全です。

JALマイルが貯まる法人カードの選び方

JALマイルが貯まる法人カードを選ぶときは、4つの軸で検討します。

「JAL法人カードシリーズは候補から外す」という大前提に加え、実効還元率・年会費と移行上限のバランス・出張特典の3軸です。

大前提:JAL法人カードはおすすめではない

JAL法人カードのシリーズ(普通/CLUB-A/CLUB-Aゴールドの3種類)は、JALマイル最強の候補から外れます。

理由は、決済ポイントが搭載されていないため、ショッピング利用分のマイルが貯まらないからです。

カード名年会費入会・継続ボーナス搭乗ボーナス決済マイル
JAL法人カード 普通2,200円1,000マイル区間マイルの10%なし
JAL CLUB-A法人カード11,000円2,000マイル区間マイルの25%なし
JAL CLUB-Aゴールド法人カード17,600円5,000マイル区間マイルの25%なし

ライフステータスポイント(JALの新しい上級会員評価制度)も対象外です。JAL利用累計や上級会員ステータスを狙うなら、JAL法人カード以外を選ぶ必要があります。

失われる決済マイルを試算すると、年間1,000万円を法人カードで決済する経営者がJAL CLUB-Aゴールド法人カードを選ぶ場合、ショッピング分の積算マイルはゼロです。

同じ決済額をセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードで処理した場合は112,500マイルが積算されます。年間で約11万マイル分の機会損失が発生する計算です。

JAL便のフライト面では、CLUB-Aゴールド法人カードに入会搭乗ボーナス5,000マイル・毎年初回搭乗ボーナス5,000マイル・搭乗ごと25%プラスが付与されますが、年20回の国内線往復(東京〜大阪換算)で得られる積算マイルはおよそ1.7万マイル程度。

決済マイル分の差を埋めるには遠く及びません。

年に20回以上JAL便に乗る経営者がフライトボーナス目的でサブ運用する価値はありますが、メインの法人カードとしては成立しにくい設計です。

なお、JALダイナース ビジネス・アカウントカードは「JALカード」シリーズの中でも例外的に決済マイルが付くカードです。後述のおすすめ4選で詳しく扱います。

JALマイル実効還元率は1.0%以上を目安にする

法人カードでJALマイルを貯めるルートは2つあります。

1つはカード会社のポイントを決済で貯めてJALマイルに交換するルート、もう1つはJAL公式が発行するカード(JALダイナース等)で直接JALマイルを貯めるルートです。

どちらの場合も、「100円決済あたり何JALマイル積算されるか」=実効還元率で比較するのが基本です。

カード名JAL実効還元率
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス1.125%
JALダイナース ビジネス・アカウントカード1.0%
ラグジュアリーカード ゴールド0.9%
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード0.4%

0.5%未満のカードも法人カードには多数あります。

マイル単価1円換算で年会費を回収する計算にすると、0.5%還元なら年間決済額×0.5%×1円=年会費を超えないとペイしません。1%以上を目安にすると損益分岐点が現実的なラインに収まります。

実効還元率0.5%と1.0%の差は、年間決済500万円なら獲得マイル25,000マイルの差。25,000マイルは国際線エコノミー往復1回分、もしくは国内線特典航空券3〜4回分に相当します。

年会費が同程度のカード同士で還元率に差があるなら、実効還元率の高い方を選ぶのが基本戦略です。

ただ、貯めたマイルをどう使うかによって1マイルの実勢価値は1円〜5円の幅で変わります。

1マイル1円のショッピング交換に使うと年会費がペイしないカードでも、国際線ビジネスクラスの特典航空券(1マイル4〜5円換算)に使う前提なら回収可能なケースが多くなります。

年会費とマイル移行上限のバランス

実効還元率が同程度でも、年会費とマイル移行上限の組み合わせで最適解が変わります。

カード名年会費合計マイル移行上限
セゾンプラチナビジネスアメックス38,500円
(年会費33,000+SAISON MILE CLUB 5,500)
年15万マイル
JALダイナース ビジネスアカウントカード45,100円
(個人主カード34,100+ビジネス11,000)
上限なし
ラグジュアリーカード ゴールド220,000円上限なし
アメックスビジネスゴールド52,800円
年会費49,500+メンバーシップ・リワード・プラス3,300・初年度無料
原則上限なし

年間決済額が800万円程度までならセゾンプラチナの15万マイル上限内に収まります。1,500万円を超えると上限到達後に通常0.5%還元へ落ちるため、ラグジュアリーカード ゴールドやJALダイナース ビジネス・アカウントカードに切り替えるか、併用するのが現実的です。

とはいえ、ラグジュアリーカード ゴールドは年会費が220,000円と高額です。

マイル単価1円換算でペイするには、年間2,500万円程度の決済が必要です。

マイル単価1円換算で年会費をペイするのに必要な年間決済額の目安は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスで約342万円、JALダイナース ビジネス・アカウントカードで約451万円、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードで約1,320万円、ラグジュアリーカード ゴールドで約2,444万円です。

マイル単価を国際線ビジネスクラス換算(1マイル4円)にするとペイラインは大幅に下がります。

セゾンプラチナで約86万円、ラグジュアリーカード ゴールドでも約611万円までハードルが下がる計算です。年会費の高低だけでなく、貯めたマイルをどう使う前提かで判断するのが正解です。

出張で使える付帯特典で比較する

JALマイル還元率が同程度でも、付帯特典で日々の出張コストを下げられるかが選び方の分岐点です。主要4枚の出張特典は以下の通りです。

カード名プライオリティパスサクララウンジ国内主要空港ラウンジ旅行傷害保険
セゾンプラチナビジネスアメックス本会員無料×最高1億円
JALダイナース ビジネスアカウントカード×◯(JGC会員時)最高1億円
ラグジュアリーカード ゴールド本会員無料×最高1.2億円
アメックスビジネスゴールド年2回まで無料×最高1億円

プライオリティパスを本会員無料で持てるのはセゾンプラチナとラグジュアリーカード ゴールドの2枚。年5回以上海外出張するなら、この2枚のどちらかが優位です。

JAL便を中心に使うならJALダイナースが有利です。JALグローバルクラブ(JGC)会員になればサクララウンジを使えるようになり、JALダイナースはJGC修行に対応する数少ない法人カードです。

プライオリティパスは世界の空港ラウンジ全般を対象とし、サクララウンジはJAL便利用時のみ入室可能なJAL専用ラウンジです。海外出張で経由地のラウンジを使いたい場合はプライオリティパス、国内線・JAL運航便を多く使う場合はサクララウンジが効きます。

ラグジュアリーカード ゴールドはコンシェルジュや空港リムジン送迎なども付帯しますが、特典の維持コストが年会費220,000円と高めです。年間決済額が大きい一部の経営者向けの選択肢です。

JALマイルが貯まるおすすめ法人カード4選

選び方の軸を踏まえ、JALマイルが貯まる法人カードを4枚紹介します。

カード名年会費合計JAL還元率移行上限強み
セゾンプラチナビジネスアメックス38,500円1.125%年15万マイルバランス型No.1
JALダイナース ビジネスアカウントカード45,100円1.0%
(特約店2.0%)
なしLSP対象・JGC修行可
ラグジュアリーカード ゴールド220,000円0.9%なし高決済法人向け
アメックスビジネスゴールド52,800円0.4%
(MR-Plus加入時)
原則上限なし入会キャンペーン強力

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費33,000円(初年度無料)
JAL還元率1.125%(SAISON MILE CLUB加入時)
マイル移行上限年15万マイル
国際ブランドAmerican Express
申込対象個人事業主・法人代表者
旅行傷害保険最高1億円(利用付帯)
主な特典プライオリティパス本会員無料・コンシェルジュ

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、JALマイルを最も効率良く貯めたい経営者にとって、最初に検討すべき1枚です。

SAISON MILE CLUBに加入することでJAL還元率を1.125%まで引き上げられ、年間決済額500万円〜1,000万円帯の経営者にとっての鉄板といえます。

プライオリティパス本会員無料・最高1億円旅行傷害保険・コンシェルジュサービスといった出張特典に加え、申込対象に個人事業主や設立直後の法人が含まれるのも強みです。

年間マイル移行上限は15万JALマイルなので、年間決済額が1,500万円を超えると上限到達のリスクが出てきます。

それでも到達する経営者は限られるため、まず第一候補として検討するのが現実的です。

他の3枚(JALダイナース、ラグジュアリーカード ゴールド、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード)と比較すると、年会費の安さとJAL還元率1.125%の組み合わせはセゾンプラチナにしかない強みです。

JGC修行や入会キャンペーン狙いなど特殊な戦略を取らない限り、ここから始めるのが王道です。

JALダイナース ビジネス・アカウントカード

年間手数料11,000円
主カード個人JALダイナースカード必須(年会費34,100円)
JAL還元率1.0%(JAL特約店2.0%)
マイル移行上限なし
国際ブランドDiners Club
申込対象個人事業主・法人代表など
旅行傷害保険最高1億円(主カード付帯)
主な特典ライフステータスポイント加算など

JALダイナース ビジネス・アカウントカードは、セゾンプラチナと並ぶJAL還元率を持ちながら、JAL公式カードならではの強みを兼ね備えた1枚です。

決済100円につき1JALマイルが積算され、JAL特約店ならその倍の2マイル。貯まったマイルはセゾンプラチナと違って移行上限の制約を受けません。

決定的な強みは、JAL公式カードゆえに「ライフステータスポイント」が積算される点です。これにより、法人決済を通じてJALグローバルクラブ(JGC)入会を狙えます。

JGC修行を法人決済で進めるルートとして、JALダイナース ビジネス・アカウントカードは現状で唯一の選択肢です。

一般法人カードでは付与されないライフステータスポイント(JALの上級会員評価ポイント)が、ビジネス・アカウントカードの決済でも加算される構造になっているためです。

具体的には、ショッピングマイル2,000マイルごとに5ポイントが加算され、累計1,500ポイントでJALグローバルクラブの入会資格が得られます。

法人決済を通じてJGC到達を目指す経営者にとっては、JAL便のフライト数だけに頼らないルートが開けます。

年間手数料は11,000円。ただし主カードとして「個人カードのJALダイナースカード」の保有が必須で、個人カード年会費34,100円が別途かかります。年会費合計は45,100円です。

支払口座は個人口座でも法人口座でも選択可能。申込対象は個人事業主・法人代表に加え、法人格なしの専門職(医師・弁護士・公認会計士)にも開かれています。

JAL特約店として登録されている店舗には、ENEOS、ファミリーマート、トヨタレンタカー、ロイヤルホスト、紀伊國屋書店、JALパック、青山フラワーマーケットなど業務利用と重なる店舗が多く含まれます。

経費決済をこれらの店舗に寄せるだけで、実効還元率を2.0%まで引き上げられます。

主カードである個人JALダイナースカードにも特典が用意されており、年間決済100万円達成でJALサクララウンジクーポンが進呈される仕組みがあります。法人決済と個人決済を組み合わせて使うことで、両カード分のメリットを並行享受できる設計です。

入会搭乗ボーナス5,000マイル・毎年初回搭乗ボーナス2,000マイル・搭乗ごとフライトマイル25%プラスといったJAL利用者向けの特典も手厚く、JAL便を多く使う経営者ほど恩恵が大きい設計です。

ただ、サクララウンジはJGC会員時のみ利用可で、プライオリティパスは付帯しません。海外出張が多い経営者にはセゾンプラチナの方が向きます。

決済マイル1.0%・JGC修行対応・JAL特約店2.0%という組み合わせはJALダイナース以外では実現できないため、JAL便の利用頻度が高い経営者には第一候補に上がる1枚です。

ラグジュアリーカード ゴールド

年会費220,000円
JAL還元率0.9%
マイル移行上限なし
国際ブランドMastercardワールドエリート
申込対象法人・個人事業主
旅行傷害保険最高1.2億円
主な特典24時間コンシェルジュ・空港リムジン送迎など

ラグジュアリーカード ゴールドは、Mastercardの最上位ブランド「ワールドエリート」が付与される1枚です。

マイル移行上限なしでJAL還元率0.9%を実現し、JALマイルを大量に貯める枠としては申し分ない設計です。

最高1.2億円の旅行傷害保険、24時間対応コンシェルジュ、世界主要空港の到着・出発リムジン送迎、ハイクラスホテル優待など、上位カードならではの特典が揃います。

24時間対応コンシェルジュは、接待店の急な予約、出張先のホテルアサイン変更、繁忙期の航空券手配などの実シーンで活用できる特典です。秘書業務を外注している経営者であれば、コンシェルジュ利用だけで月数時間の業務時間を節約できる可能性があります。

国際空港リムジン送迎は、東京(羽田・成田)・大阪(伊丹・関西)・名古屋(中部)・福岡など主要空港で対応します。出張頻度が高い経営者にとっては、移動コストとタクシー手配の手間が大きく下がる特典です。

JALマイル還元率はセゾンプラチナの1.125%より低いため、JALマイル積算効率だけで比較するとセゾンプラチナが優位です。

それでもラグジュアリーカード ゴールドが選択肢になるのは、年間決済額が2,000万円を超えるような大型法人だけ。マイル移行上限なしで、特典航空券のための高額マイルを一気に貯められる枠が必要なケースに限られます。

年会費220,000円を還元率0.9%で回収するには、年間決済額が2,444万円必要な計算です。

特典航空券単価4〜5円換算ならもう少し低い決済額でペイしますが、コンシェルジュやリムジン送迎などの付帯特典まで含めて使いこなす経営者向けの選択肢です。

付帯特典をフル活用できる前提なら、年会費の一部を特典価値で吸収できます。

逆に「JALマイル積算だけ」を目的に持つ場合は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードかJALダイナース ビジネス・アカウントカードの方が費用対効果は高くなります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費49,500円
JAL還元率0.4%(メンバーシップ・リワード・プラス加入時)
マイル移行上限原則上限なし
国際ブランドAmerican Express
申込対象個人事業主・法人
旅行傷害保険最高1億円
主な特典プライオリティパス年2回まで・大型入会キャンペーン

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、入会キャンペーンの規模で他カードと差別化される1枚です。

メンバーシップ・リワード・プラス(年3,300円・初年度無料)に加入することで、メンバーシップ・リワード ポイントを1,000ポイント=400JALマイルで交換でき、実効JAL還元率は0.4%です。

年会費とメンバーシップ・リワード・プラスを含めた合計コストは52,800円です(2年目以降)。

入会キャンペーンの規模が大きい点が他カードとの差別化要素です。直近のキャンペーンでは合計170,000ポイント前後(条件達成時)が獲得可能で、これだけで68,000JALマイル相当が一気に貯まる計算です。

ただし、入会キャンペーン以外の通常運用ではセゾンプラチナの1.125%より低い還元率です。プライオリティパスも年2回までの制限があり、フル活用シーンはセゾンプラチナの本会員無料に及びません。

過去のキャンペーンでは、入会後3〜6ヶ月以内に指定の決済額(数十万〜100万円程度)を達成する条件で合計170,000ポイント前後が獲得できるパターンが繰り返し実施されています。条件は時期によって変動するため、申込前に公式で最新条件を確認するのが安全です。

メンバーシップ・リワード・プラスは初年度無料ですが、2年目以降は年3,300円が継続的にかかります。

年間維持コストとしては小さいものの、メンバーシップ・リワード・プラスを解約するとポイント有効期限が3年に戻る仕組みです。長期保有戦略を取るなら、メンバーシップ・リワード・プラスの継続が前提です。

入会後1年目に大量のマイルを獲得し、2年目以降の運用は別カードへ移行するという戦略でも使えます。

メンバーシップ・リワード ポイントはメンバーシップ・リワード・プラスを継続している限り有効期限が無期限になるため、キャンペーンで貯めたポイントを長期で寝かせる運用も可能です。

JALマイル向け法人カードに関するFAQ

法人クレジットカードで貯めたJALマイルは社長個人で使える?

法人カードで貯まったJALマイルが「会社のもの」か「社長個人のもの」かは、税務上・社内規程上の判断が必要です。

法人名義の口座引き落としで貯まったマイルを、社長が個人の家族旅行に使う場合は、私的流用とみなされる可能性があります。法人税務上は経費として計上した取引のリターンを個人で受け取ると、利益供与・役員賞与扱いになるケースがあるためです。

ただし、個人事業主のカード決済で貯まったマイルは事業主の個人資産として扱われるため、自由に使えます。

法人カードで個人利用を含める場合は、税理士に運用方法を相談しておくのが安全です。

社員カード(追加カード)の決済も本会員にJALマイル集約される?

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなど主要法人カードでは、社員カード(追加カード)で発生した決済も本会員のJMB口座に集約されます。社員個人のJMB口座に分散積算される設計のカードはほとんどありません。

JALダイナース ビジネス・アカウントカードの場合は、主カード(個人JALダイナース)と同一のお得意様番号で発行されます。本会員=個人JALダイナース保有者のJMB口座に統合される構造です。

社員に個別のマイルインセンティブを与えたい場合は、別途福利厚生として整理するのが運用上は現実的です。

経費で貯めたJALマイルを社員旅行に使える?

法人名義口座に紐づくマイルなら、社員旅行の特典航空券交換に使えます。

ただし、社員個人のJALマイル口座に直接振り替えることはできません。JMB口座は1人1つの個人口座で、法人決済で貯まったマイルは法人代表者(本会員)の個人JMB口座に積算される構造です。

本会員(社長や役員)が代表して特典航空券を発券し、家族・社員旅行の参加者を同行者として登録する形で利用します。特典航空券は本人と家族・近親者のみ予約可能なため、社員旅行に使う場合は配偶者や子どもなど家族同伴枠を中心に組むのが現実的です。

法人クレジットカードでJALマイルとANAマイル、どちらが貯めやすい?

選べる法人カードの数自体はANAマイル対応の方が多いです。ANAアメックス法人カード、ANA JCB法人カード、ANAダイナース法人カード、ANA VISAワイドゴールド法人カードなど、ANA直系の法人カードが複数存在します。

ただし、「最強の1枚」に絞ってマイル積算効率を比較すると、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスのJAL還元率1.125%は、同カードのANA還元率と並ぶレベル。最強の上限ライン自体は両マイルで差がありません。

選択肢の多さではANA、結論を1枚に絞る分かりやすさではJAL、という整理が実情に近いです。

JALマイルが貯まる年会費無料の法人カードはある?

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが年会費永年無料でJALマイル交換に対応します。ただし、JAL還元率は0.25%程度にとどまります。

年間決済500万円でも約12,500マイルしか貯まらず、特典航空券1枚分(国内片道6,000マイル〜)にようやく届く程度です。

「最強」をJALマイル積算効率の最大化と定義するなら、年会費無料カードは候補から外れます。年会費無料縛りで持ちたい場合のサブ選択肢として位置づけるのが妥当です。

まとめ:法人クレジットカードでJALマイル最強を狙うならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス

法人カードでJALマイルを貯めるなら、まずセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードから検討するのが鉄板です。

年会費38,500円でJAL還元率1.125%、プライオリティパス本会員無料、最高1億円旅行保険と、年会費を超えるリターンが現実的な範囲で得られます。

JAL便を年に20回以上利用する、もしくはJALグローバルクラブ入会を法人決済で狙いたい場合は、JALダイナース ビジネス・アカウントカードが次点候補です。ライフステータスポイント加算という希少性が決め手です。

年間決済額が2,000万円を超える大型法人や、コンシェルジュ・空港リムジン送迎などの豪華特典を業務利用するなら、ラグジュアリーカード ゴールドが選択肢に上がります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはマイル単体の効率では劣りますが、入会キャンペーンで一気に大量マイルを獲得する戦略には向きます。

自社の年間決済額が500万円〜1,500万円帯であれば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがそのまま正解になる可能性が高い1枚です。

決済額が2,000万円を超える場合や、JGC修行を法人決済で進めたい場合は、JALダイナースかラグジュアリーカード ゴールドへの切り替え・併用を検討してください。

JALマイル最強を狙うなら、まず1.125%のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを軸に検討してください。

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