国民健康保険中央会は11日、2004年11月診療分の国保医療費速報を発表した。同速報によると市町村国保の医療費総額は、前年同月と比べて8.5%増加し約1兆4,730億円となった。また、医療費総額の内訳については、一般が4,889億円(前年同月比9.2%増)、退職が2,174億円(同21.2%増)、老人が7,668億円(同4.9%増)だった。
1人当たりの医療費は、前年同月と比べると7.2%増加し3万925円となったものの、1件当たりの日数にについては前年同月と比べると0.6%減少し2.7日だった。また、1件当たり医療費は前年と変わらず2万3,360円で、1日当たり医療費は0.6%増加し8,687円となった。そのうち1件あたりの入院日数については、在院日数が短縮化され、前年同月比1.6%減の17.9日。さらに1人当たり医療費の内訳については、入院が1万2,605円(4.8%増)、入院外が1万1,060円(7.5%増)、歯科が1,957円(8.1%増)、調剤が4,154円(15.5%増)、食事療法が1,102円(1.6%増)、訪問看護が48円(21.3%増)だった。
■診療報酬支払い額は2.8%増加
一方、社会保険診療報酬支払基金では、2004年12月の診療報酬の確定件数と確定金額の状況を発表した。同基金によると同月の確定件数は、前年同月から2.8%増加し6,996万5,929件(審査のみ取扱分を除く)、確定金額については、0.8%増加し8,720億5,072万円だった。
このうち医療保険合計の支払い件数は前年同月比で3.5%増の6,012万568件、支払い金額は1.7%増の5,872億222万円、老人保健の支払い件数は5.8%減の578万8,502件、支払い金額は4.7%減の1,596億3,393万円、各法の支払い件数は7.3%増の405万6,859件、支払い金額は4%増の1,252億1,456億円だった。