
去る2009年2月15日(日)、上田公認会計士事務所代表の上田久之が、リクルート社主催の『ジャミック開業予備校2009in大阪』にて、ゲストスピーカーとして講演させていただきました。
参加申込総数122名の大規模なイベントのトップセッションの講師として、会計士から見た開業の落とし穴や開業時に避けたいリスクなどについて、具体的な事例を交えながら、開業ポイントをご紹介。会場では、熱心にメモを取られる参加者も多く、講終了後に用意された「講師相談会」には、約15名もの先生方に申込いただきました。
(予想以上の相談申込数で、相談時間30分予定のところを、ぎりぎりの55分間まで延長していただき、申込の先生方および会場スタッフの皆様には、厚くお礼申し上げます)
| タイトル | ジャミック開業予備校in大阪 |
| 主催 | 株式会社リクルートドクターズキャリア |
| テーマ | 医院開業計画のおさえておきたいポイント |
| 講師 | 上田久之 (上田公認会計士事務所 代表) |
| 日程 | 2009年2月15日(日) |
| 場所 | グランキューブ大阪[大阪国際会議場] イベントホールD・E |
| 講演時間 | 11:00〜12:15(75分) ※イベントは11:00〜17:00 |
| 相談会 | 12:15〜12:45 |
| (当日、多くの方にご相談いただいたため13:10まで延長となりました) | |
(1)開業して変われること
病院での過酷な勤務条件が原因となり、開業を決意されるドクターの方は多いです。開業すれば過酷な労働からは開放されますが、資金繰・患者クレーム、労務トラブル等、別のストレスも発生します。
また開業後の所得について、弊事務所の平均値などを紹介し、勤務医と比較して開業後の目安としていただきたいと思います。

(2)開業計画のポイト
開業計画のポイントはいくつもありますが、まず家族の了解が必要なのは当然として、医師の需要がひっ迫している昨今、充分な勤務先での根廻しが必要です。
また、資金調達面でも、従来かなり緩和されてきた融資環境にやや厳しいきざしがみえてきていますので、より周到な準備が必要となることを把握してください。
(3)開業形態の選択
開業形態は都心部ではテナント、ビル診となり、都市近郊や住宅地、郡部では戸建て、建て貸しが多く、最近は医療ビルや医療モールにおける開業事例も多くみられます。各々の開業形態により、開業に要する期間や、資金、開業後の収支も大きく異なってきますので、それぞれの形態をよく理解したうえでの選択も必要でしょう。

(4)開業地物件のチェック
土地であれば、建築基準法や都市計画法等の法律面のチェック、道路付けや駐車場スペース、下水道、埋蔵文化財、最近では土壌汚染等の確認がポイントとなります。テナントでは、賃貸契約書が一方的に家主に有利となっているケースもあるのでこの部分のしっかりとした見極めも重要です。
(5)融資のポイント
資金調達で一番困るのは、担保が用意できないことでしょう。担保がなく、保証人もみつからないような場合の調達法もあわせて紹介する予定です。