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月刊歯科医院経営ワンポイントアドバイス



2007年10月号

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歯科医院のホームページ

■自院のホームページの再度確認を
今では新規開業されるほとんどの歯科医院がホームページ(以下、文中はHP)を作成しています。平成17年の調査ですが、全国の歯科医院の約16%がすでにHPを開設済みというデータがあります。 ここで「うちもHP持っていますよ」と安心された先生はいらっしゃいませんか?では、その先生にお伺いします。最後に更新された日はいつですか?HPを見たといって来る新患は全体の新患の何割ですか?近隣の競合歯科医院のHPは最近ご覧になりましたか?Yahoo!等の検索エンジンで「○○駅 歯科」「○○市 歯医者」で検索して貴医院が何ページ目に出てくるかご存知ですか? 最終更新日時以来、1年以上も更新していない・・・業者に言われるままに作成してから全く何もしてない・・・診療時間を延長したのにHP上は何も変更していない・・・スタッフ写真に辞めた職員が写っている・・・よくこんなHPを見かけます。全国67,700軒以上、コンビニエンスストアよりも数が多い歯科医院。まさしく過当競争を勝ち抜いていくためには従来の口コミだけに頼っていたのでは限界があります。

■「情報発信」としてのホームページ
 医院のHPはそもそもどういう意味を持つのかを、よく考えてください。お店やメーカーのHPではなく、さらに無限大に情報を掲載できるのですから、杓子定規な医療機関情報はあくまでも必要最低限の情報となるでしょう。つまり、看板に載っている情報「標榜科・院長名・診療時間・休診日・電話番号」だけでは全く意味がないのです。また、「院長プロフィール・治療方針・導入医療機器・地図」を掲載しても、近くの歯科医院を探している人がこの程度の情報でこの医院に行こうと意思決定できるでしょうか? では何を掲載すればよいのでしょうか?簡単に申し上げれば、自分自身・または自分の家族が「この医院に行きたくなる」、「この医院なら行ってみようかな」というような情報を掲載すればよいのです。では他に何を掲載したらよいのでしょうか? 院長・スタッフの略歴、治療の流れ、医院の概観・内部写真、自費のプライスリスト、予防歯科に対する取り組み、患者に喜ばれるために努力している工夫などが挙げられると思います。ところがこれだけでも足りないでしょう。 HPをご覧になる人は、患者・見込み患者・職員(見込み職員)先生又はスタッフの知人、この程度です。その人たちに向けて自分の医院への思い入れや診療に対する考えを発信する必要があるのです。

■「継続性」がキーワード
最近はブログ(日記的なwebサイトの総称)を使った更新方法もあります。サイバーエージェントのアメーバブログやlivedoorブログ、楽天ブログなどが有名です。このようなブログは形式がほぼ完全にできているので更新が簡単に行える、さらに写真の掲載を簡単に行えるというメリットがあります。このような形式を使って、なかには毎日ブログを更新している歯科医院もあります。ブログを作成している医院は、HPからブログへリンク、または取り込んでいる形式を採用しています。 また、ブログでなく「掲示板」方式や「トピックス&インフォメーション」で常に更新をしている医院もあります。 これからの医院経営にとって、情報発信は必須と言えるでしょう。そして何より大事なのは、その情報を発信し続けることです。「継続は力なり」といいますが、継続して情報を発信しつづけることにより、医院の経営方針・治療方針・採用方針がしっかりと形成されていきます。一朝一夕にはいきませんが、積み上げていった上記の方針は競合医院の中で差別化(又はブランディング)することができるはずです。
児島会計事務所 渡辺 誠


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