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月刊歯科医院経営ワンポイントアドバイス



2007年3月号

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増収医院の院長の行動特性

■歯科医院の院長の行動特性と業績の関係
当事務所とお付き合いいただいております約100件の歯科医院さんの経営改善のヒントになるのでは、との思いから歯科医院(=院長)の行動特性と業績の関係について昨年分析を行なってみました。ただしすべての歯科医院さんを一律に分析するのではなく次のように分類の上行ないました。

◆10年前(注)と現在の業績比較◆

10年前との増減比較

割合

30%以上減収

23%

10%〜30%減収

37%

10%減収〜10%増収

22%

10%〜30%増収

13%

30%以上増収

5%


(注)10年前からのデータがない医院は少なくとも5年前と比較

今回はこのうち、この10年間で30%以上増収した医院【院長】の行動特性についてお伝えいたします。30%以上増収というのはソフトな表現になりましたが、実際は倍増しているといったほうが的確です。

1.ヒトに関する特性(院長も含めた)
(1)院長・スタッフ全てが目標に向かって勉強に熱心に取組んでいる。【休日のセミナー参加も厭わない】
(2)院長とスタッフ、スタッフ同士、スタッフと患者さんとのコミュニケーションが良好。
(3)院長が異業種交流に積極的。
(4)患者さんだけでなく取引先も大切にしている。
(5)院内外の人を交えたイベントを年に数回開催している。
2.モノに関する特性
(1)毎年計画的に設備投資が行なわれている。
(2)欲しい物と必要な物の区別ができている。
(3)最新の医療機器が揃っている。
(4)院内外や機器の手入れ、清掃が行き届いている。
3.カネに関する特性
(1)月次決算ができている。
(2)キャッシュフローの把握ができている。
(3)損益分岐点のみならず、資金繰り分岐点の把握ができている。
(4)スタッフにも目標が理解できている。【たとえば一日あたり必要な来院患者数】
(5)医院の金と院長個人の金の区分ができている。
4.情報に関する特性
(1)患者さんや取引先に対して定期的に情報発信ができている。
(2)医療情報だけでなく経済、政治等にも関心が高い。
(3)情報をスタッフにも使いやすく、伝え易く加工できている。
まとめ
(1)時代の最先端の歯科医院(技術、設備、情報発信など)
(2)スタッフ、患者さん、取引先を含めた医院のマンパワーが高い。
(3)規模的なパワーがある。
(4)院長の経営能力が高い(特に人付き合い、計数等理解能力)。
(5)企業としての組織と仕組み作りができている(諸規定の整備、評価制度など)。

以上が増収医院の院長の特徴といえます。医院経営の参考になれば幸いです。




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