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医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院経営のヒント> 2006年9月15日 第16号

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<医院経営のヒント>
毎月第3金曜日にお届けいたします。
2006年9月15日 第16号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第16号となります。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

今後も診療報酬の引き上げは望めないこと。病院における
勤務医のポスト不足から開業ラッシュが今後5年程度は続くと
予想されること。

マッサージやサプリメントなどの医療の代替サービスとの競合も
激しくなること。

さらに、支払側の財源不足から保険請求の電子化要求、
ジェネリック医薬品の使用拡大等が進むと考えられます。

また、医療保険給付の免責制も導入される可能性があると思われます。

以上のような厳しい状況の中で診療所の経営を安定軌道に乗せる
ためには何が必要かを考えてみましょう。

この多難な時代の幕開けに当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のためにほんの少し
でもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之
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<今回の目次>
【医院経営のヒント】
【特典の紹介】
【事務所紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■【医院経営のヒント】
<前回の目次>
1.診療所経営改善チェックリスト(6)

<今回の目次>
1.診療所経営改善チェックリスト(7)
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1.診療所経営改善チェックリスト(7)
前回は診療所経営改善チェックリストの患者サービスまで解説しました。

今回はその続きからです。

なお、診療所経営改善チェックリストの目次末尾に再掲しています。

さて、前回ご紹介した

「ワクワク楽しい歯科医院実践経営術 アドバンスコース in 大阪」
ヨリタ歯科流 魔法の集客方法 

はおかげさまで多くのお申し込みをいただいており、
この場をお借りしてお礼申し上げます。

残り席数も少なくなってまいりましたのでご興味ある方はお早めに
お申し込みください。

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ヨリタ先生からの熱いメッセージをご紹介いたします。

ほんの少しの勇気があれば
患者さんに喜んでいただける歯科医院に
生まれ変わることができます。

当院には、日々多くの見学者が当院を訪れます。
そのたびに、私たちも多く気づきを頂いています。
また、私たちが多くの見学者をフレンドリーに受け入れるには、
もちろん理由があります。

今から約5年前、私が、予防をベースとした歯科医院作りに、
悩んでいる時、答えを見つけ出せたのは、
医院見学がきっかけです。

あの見学がなければ、今の私はなかったかも・・・。
人との出会いは、本当にかけがえのないものです。
たとえ、たった一つの医院でも、私たちの医院の見学が、
一生忘れられない貴重な体験になることがあれば、こんなうれしい
ことはありません。

自分が変わろうとする行動力や、自ら自分の道を切り開こうとする勇気を
たった2〜3時間の医院見学やセミナー参加が引き起こすことを身に
しみて感じています。

今後は、私がそのヒントを与える番だと思っています。

<ほんの少しの行動力と勇気、これからも持ち続けます 寄田 幸司>

ご精読ありがとうございました。

・普通の歯科医院が3年で1億円の増収を達成した集客の秘密を初めて
公開していただきます。

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定員になり次第締め切ります。
ヨリタ先生のセミナーは毎回キャンセル待ちが出ます。
今すぐ電話かファックスで申込用紙をご請求ください。
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では、今回はインフォームドコンセントからです。
仕事の組織化と患者サービスの視点から、インフォームドコンセントを
考えてみましょう。

クリニックの院長は忙しいときには100人もの患者を診察します。
一人にかける時間は3分が精一杯でしょう。

患者さんの話を聞いて診察して診療方針を説明するのにいったい
どれくらいの時間がかかるのでしょうか。

患者さんはお年寄りも多く話好きな人も多いので話し始めたら
とまりません。

その上、病気に関することだけでなく身の上話まで始めてしまいます。
10分から20分は使っているのではないでしょうか。
これでは何時間あっても足りません。

ドクターの時間給は約2万円といわれています。それに対して、
看護師なら3000円程度になります。

インフォームドコンセント自体は医師が行う必要があります。

しかし、患者さんが求めているのは「話を聞いてほしい」ということです。

そこで、考えられるのはインフォームドコンセントを2段階に分ける
ことです。

すなわち、患者さんの話を聞く段階と疾患の症状と治療法を説明する
段階に分けます。

そうすると、圧倒的に時間のかかる患者さんの話を聞くという作業
から医師が解放され、看護師がその役割を分担します。

こうすることにより、医師の時間効率は飛躍的に伸びます。
おそらく2倍から3倍になるでしょう。

それだけではなく、話を聞く看護師のほうも責任感を持つように
なります。

そんなことが本当にうまくいくのかと疑問を持つ方もたくさん
いらっしゃると思います。

しかし、実際にうまくいくのです。

実例を挙げると「ばんぶう」(株式会社日本医療企画)5月号の
24ページに千葉県の平山レディースクリニックの事例が掲載され
ています。

以下、引用します。
多くの患者を抱える平山レディースクリニックは、1時間に
20人程度の患者を診察しなければ追いつかない。
単純計算で1人3分だ。
大型病院における3分診療が問題になっているが
、同院に限ってはそれでも患者満足度が落ちることはなく、
毎年着実に来院患者数を増やしている。

看護師は常時3人(そのうち助産師が必ず1人)、
検査室と2つの診察室にそれぞれ1人ずつ配置している。

そして診察室では平山氏1人が部屋を行き来しながら並行して
患者を診る。

そうすることで、患者の着替えなどにかかる時間的ロスをなくし、
短い時間で多くの患者を診ることができるのだ。

しかも、来院したらまず看護師が患者の話を聞き、
その後に医師がいる診察室に入るため、
平山氏はそれを元に話を進めていく。

患者は医師と看護師の2人にしっかりと話を聞いてもらえるので、
たとえ医師の診察時間が短くとも十分に満足するのだ。

診察の方法を以上のように看護師と分業して組織化することにより、
インフォームドコンセントも短時間で適切に行うことができるように
なります。

一般の事業所では、複雑な仕事を単純作業に分解して高度な仕事
だけを熟練者が集中的に処理することにより、能率と生産性を
あげています。

最近のファミリーレストランは味が非常によくなりました。
その秘密も分業と仕事の組織化にあります。

すなわち、一流レストランのシェフをスカウトしてきて、
料理のレシピを開発し、食材を真空パックにして各店に届ける。
店では温めて盛り付けをしてソースをかけて出す。

メニューの開発と食材の調理を専門家が行い、
盛り付けなどの比較的単純な作業を店で行う。

こういう分業を大掛かりに行うことによって安価で
そこそこおいしい料理を提供することができるのです。

もちろん、レストランとクリニックを同列に論じることは
できません。

しかし、底流における生産性の向上であるとかに働く人の
付加価値を高めるための原理原則は同じであるといえます。

さらに、進めれば患者さんの話を聞くというのは必ずしも
看護師である必要はありません。カウンセラーでもいいのでは
ないでしょうか。

実際、そういうカウンセラーに患者さんの話をじっくりと
時間をかけて聞いている歯科クリニックもあります。

次回は「積極的増患策」について解説します。
ご精読ありがとうございました。

(以下参考までにチェックリストを掲載します)
診療所経営改善チェックリスト
(1)経営理念
  1.確立され明文化されているか
  2.パンフレット、ホームページ、院内掲示しているか
  3.従業員へ周知しているか
(2)年度方針
  1.策定されているか
  2.担当者と実行期日は決まっているか
  3.PDCAサイクルは回っているか
(3)診療圏
  1.診療圏の来院患者分析はされているか 診療圏調査と
     プロット分析(年齢・性別・地域)
  2.競合施設調査をしているか
  3.地域医療のニーズを把握しているか
  4.患者アンケート調査を実施しているか
  5.意見箱を設置しているか
(4)戦略
  1.SWOT分析
  2.今は持っていないが、保有可能な機能は何か
  3.提供機能の分類 高度専門特化 かかりつけ医 訪問診療 
    介護事業(デイサービス・訪問リハビリテーション・訪問看護
         ・デイケア・グループホーム・その他) 
    代替医療(サプリメント・マッサージ・鍼・接骨) 
    企業連携(健保組合・産業医・労働衛生コンサルタント) 
    人間ドック 検診受託 
    ユニークな外来(肥満・禁煙・靴・セカンドオピニオン・その他)
(5)スタッフ
  1.計画的な研修
  2.成果給・成果を反映した賞与
  3.職員満足度調査
  4.改善提案シート
  5.スタッフインタビュー
(6)コスト管理
  1.後発品の活用
  2.現金問屋の活用(大手数社あり)
  3.薬価差益の管理
(7)情報提供
  1.ホームページ(SEO対策)
  2.カルテ、レセプト開示
  3.医療費明細表
  4.院内表示の見直し
  5.名札
  6.ミニコミ誌・情報誌の活用 ホスピタウン
(8)診療報酬
  1.レセプトチェック 外部コンサルタント
(9)患者サービス
  1.診療日は適切か 土曜・日曜
  2.診療時間 早朝・深夜
  3.2診体制 二人体制 工場に合わせる
  4.待ち時間対策をしているか 
    携帯予約 順番取りができる 何番目かわかる
  5.接遇改善をしているか 外部コンサルタント
  6.電子カルテの導入
  7.患者説明ツールの工夫はあるか
  8.患者相談窓口、担当者の設定
  9.クレームの受付体制とクレーム防止策
  10.医療機関に限らず福祉も含めて紹介機能を強化する努力をしているか
  11.バリアフリー
  12.禁煙が当たり前
  13.観葉植物等
(10)インフォームドコンセント
  1.患者に説明すべき内容の指針があり明示しているか
  2.症状・治療方針・代替治療 予測される効果とリスク、
    薬の説明、説明の記録
  3.プライバシーの保護は十分か 間仕切り カーテン ドア 壁 
    診察室 薬の説明 聞こえないように配慮
(11)積極的増患策
  1.ポスティング
  2.講演会
  3.執筆
  4.診診連携 胃カメラと内科 医科と歯科 皮膚科と内科(褥瘡)
  5.基幹病院、療養型病院、特養、老健 介護事業者の訪問開拓
(12)地域対策
  1.地域に認知していただく活動をしているか
(13)計数管理
  1.医薬分業の試算ができているか
  2.医療法人設立試算
  3.診療効率分析 日当点 1枚当たり単価 診療行為分析
(14)院長個人
  1.うまくいかない原因を自分に求める
  2.改善の強い意欲はあるか
  3.実行力はあるか

<続く>
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【次回の予告】
1、【医院経営のヒント】
2、【特典の紹介】
3、【事務所紹介】
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【編集後記】
<医院経営のヒント>もおかげさまで第16号を迎えることが
できました。これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

このメルマガの読者の先生方は勉強熱心な先生が多いと思います。
ただ、ドクターはたいへん忙しいのでなかなか勉強時間が取れません。
特に、セミナーに出席するとなると往復の時間が馬鹿になりません。

そこで朗報です。
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忙しい先生の力強い味方となるでしょう。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を皆様とともに追求
していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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<発信者>
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