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<医院経営のヒント>
毎月第3金曜日にお届けいたします。
2005年11月18日 第6号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。
このたびお医者様の経営改善に役立てていただくために
「医院経営のヒント」というメルマガを発行
することにいたしました。今回で第6号となります。
私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。
その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。
日本には病院だけでも全国に9000以上、一般診療所で95000以上
歯科診療所で65000以上もあり、毎年2000近い診療所が開設され
ています。今までは医療費は年々増加の一途をたどりお医者様の
収入もそれなりに保証されてきました。
しかし、現在31兆円の医療費が高齢化の影響で2025年には69兆円に
上るという厚生労働省の予測が出ており、その財源がを確保する
ことができないということで医療費の抑制策が今後実施されていく
と予想されます。
また、日本の医療制度はフリーアクセスということで患者さんが
医療機関を自由に選ぶことができます。
今後は医療制度の変革と患者さんによる医療機関の選別が一層進む
と考えられ、お医者様にも経営感覚が非常に要求される時代に
なります。
この多難な時代の幕開けに当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のためにほんの少し
でもお役に立てれば幸いです。
私たちは「頑張る医院」を応援します。
上田公認会計士事務所 上田 久之
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<今回の目次>
【医院経営のヒント】
【特典の紹介】
【事務所紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■【医院経営のヒント】
11月11日の日経新聞に「明細付き領収書義務化」と大きな見出しで
記事が載っていました。
医療機関は現在、患者に領収書を渡すことを義務付けられておらず、
渡す場合も大まかな区分だけで細かい内訳はわからない領収書が
多い。実際には施されていない処置や薬の費用を誤って請求されても
患者にはわからないため、医療費の無駄が生じやすい。医療費を
支払っている企業の健保組合や患者側は明細付き領収書の発行を
強く求めていた。
厚労省は当初、詳しい領収書を出す医療機関に報酬を加算すること
を検討したが、「明細付き領収書は社会常識であり加算は不要」と
支払側が反発。素案では領収書の発行義務付けも含めて検討する
ことを打ち出した。
いずれは明細付きの領収書が求められることは必至でしょう。
そのときに他所がやるからうちもやろうというのと、どうせ
やらないといけないのなら先にやってしまおうというのでは
患者さんの印象に大きな違いが生じます。
早くやればそれだけで「良心的なお医者さん」というイメージを
獲得することができる大きなチャンスとこのメルマガの読者の
先生は思っていらっしゃることでしょう。
<前回の目次>
1.経営改善チェックリスト(4) 広告宣伝戦略の見直し
<今回の目次>
1.経営改善チェックリスト(5) 3ヶ月先行管理表
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1.経営改善チェックリスト(5) 3ヶ月先行管理表
前回は広告宣伝戦略の見直しについて述べました。
費用対効果の点で圧倒的に有利なのはPRで次が広報、広告の
順になります。したがって、院長が一番時間と費用をかけるべき
はPR(すなわち広義の広報)であるということ。そして、その
原則は次の3つです。
1、広報戦略をトップが協力に推進すること
2、広報メディアを使い分けること
3、主導権は院長が取りながらPRの専門家を活用すること
そして、それを実行するには院長自身の時間管理が一番大切だと
述べました。
では、復習を兼ねてここまでのメルマガの内容をざっと振り返って
見ましょう。
第1号 経営改善チェックリスト(1) 製品市場戦略
第2号 個人情報保護法(番外編)
第3号 経営改善チェックリスト(2) 経営改善チェックリスト
の一覧表
第4号 経営改善チェックリスト(3) 顧客満足・・・アン
ケートから
第5号 経営改善チェックリスト(4) 広告宣伝戦略の見直し
以上のような内容になっています。
バックナンバーは下記のURLからご覧いただけます。
http://www.uedacpa.com/iinkeieimm/index.html
ここまでのメルマガの基本的な流れは「一般企業における経営
革新を医院経営におきかえると」というのがメインテーマでした。
「業界の常識は社会の非常識、社会の常識は業界の非常識」とは
どの業界でもよく言われることです。
あるいは、伸びる企業は同業他社ではなく異業種に学ぶとも言わ
れています。東大阪で3年間で1億円の増収を達成したある歯科
医院の先生は、学生時代に接客業を学ぶためにホテルでアルバイト
をしたそうです。
歯科医はサービス業だというのがその基本的な発想でした。
今では、医療もサービス業だという認識が社会全体に浸透しており、
医院の先生方も医療はサービス業だという認識を持つようになって
きているようです。
しかし、「医療はサービス業だ」という認識を持つことと実行する
こととは雲泥の差があります。
先の東大阪の歯科医の先生の場合、徹底して実行されています。
まず、受付カウンターの待合室側に開口部があり受付担当者が
いつでも待合室に直接出られるようになっています。
そのため、雨の日などで患者さんが濡れて入ってこられたらすぐに
タオルを渡せる工夫になっています。
患者様が雨に濡れていたらタオルを渡しましょうという医院はかなり
あると思います。しかし、カウンターの待合室側に開口部を設けて
まで徹底している医院はほとんどないのではないでしょうか。
過去5回のメルマガで、経営改善チェックリストで改善点は見つ
かったでしょうか。
それを改善するには計画が必要です。
まずは実行項目を一覧表にして「実行管理シート」を作成します。
次に、PDCAのマネジメントサイクルを使います。計画、実行、
チェック、対策というサイクルです。
「実行管理シートの例」
改善策 担当者 具体策 11月 12月 ・・・・
エコーの取替え 院長 ○
接遇の向上 事務主任 研修参加 ○
服薬指導の充実 院長婦人 説明書の充実 ○
・
・
・
(ちょっと見にくいのですが、罫線は省略しています)
ここでのポイントは「実行管理シート」をできるだけ単純に作ること
です。手間をかけすぎたり、複雑にしてしまうと使いにくくなってし
まい、結局使わずに終わってしまいます。
これを3ヶ月先行管理表で漏れがないように管理していきます。
それでは今回は「3ヶ月先行管理表」を元に時間管理の具体的な方法
について研究していきましょう。
当月を基準に3ヶ月分を作ります。この3ヶ月というのは中小企業では
だいたい3ヶ月先を見て経営していれば大きな問題は発生しないと
いう経験則から来ています。
縦に10項目ほど記入するマスを作り右方向に3か月分の記入欄を作り
ます。
罫線はありませんが、下記のようなイメージになります。
※画面の関係でずれが生じるかもしれません。
「3ヶ月先行管理表」
項目 2月 3月 4月
所得税関係 源泉税支払 確定申告提出納付 源泉税支払
(毎月分) 消費税 〃 〃 (毎月分)
贈与税 〃 〃
源泉税支払
(毎月分)
地方税関係 固定資産税支払 府市民税支払 固定資産税支払
(4期分) (預り分) (1期分)
府市民税支払 府市民税支払
(預り分) (預り分)
社会保険関係 社会保険料支払 社会保険料支払 労働保険年度更新
社会保険料支払
人事総務関係 昇給
院内行事
学会・研修
財務関係(投資等)
仕入在庫対策 薬品納入価の交渉
季節性診療対策
企画戦略対策 診療報酬改定
(2年に1回)
プライベート
ビジネス英会話のテキストに下記のような面白い話が出ておりました。
あるセミナーの冒頭で、突然、講師が財布の中から100ドル紙幣を取り出し、
「本日の出席者の中のお一人にこれを差し上げます」と言いながら頭上に
振りかざします。しかし、度肝を抜かれた様子の聴衆は、どう反応して
いいのかわからず当惑しているようです。
「さあ、どうしたらこの100ドル札を手に入れることができますか」と
講師が促します。会場からは笑いやささやき声が聞こえますが、しばらくは
何も起こりません。やがて一人の青年が前に進み出て、講師の手から紙幣を
ひったくると、ゆっくり自分の席に戻ります。
あっけに取られた聴衆を前に、講師がこう言い放ちます。
「そうです。このお金を得る唯一の方法はここまでやってきて、自分の手で
紙幣を取ることです。お金は皆さんの所には歩いて行きません。ほしいもの
があれば、学びたいことがあれば、自らそれを勝ち取ってください。参加し
てください。問題は私が何を教えるかではなく、皆さんが何を学ぶかです」
今回は今までの経営改善チェックリストの内容を振り返り、改善策を実行する
方法としてPDCAのマネジメントサイクルと実行管理シートおよび3ヶ月
先行管理表についてご紹介しました。
次回は、チームを活性化する「職員アンケート」について解説することにします。
お楽しみに!
<続く>
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■事務所紹介
当事務所のホームページにてスタッフ紹介のページを公開しました。
上田公認会計士税理士事務所では専門分野において実績と信頼を
築き上げて参りました。成功の獲得は、優秀なスタッフにより
成し遂げられると確信しております。各専門分野のエキスパートを
ご紹介いたします。
続きは下記をご覧下さい。
http://www.uedacpa.com/staff/index.html
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【次回の予告】
1、【医院経営のヒント】
2、【特典の紹介】
3、【事務所紹介】
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【編集後記】
<医院経営のヒント>もおかげさまで第6号を
迎えることができました。
これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。
これからは医療機関同士の競争がより一層激しくなりそうです。
変化に対応し患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL 06−6222−0030
FAX 06−6222−0038
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