決算が終わってみると、こんなに忙しく働いているのに残るお金が少ないのに驚く。
同時に、ため息が出る。
朝早くから夜遅くまで、12時間以上も働いている。
土曜日も患者さんを診ている。
旅行といえば年に1回くらいしか行けない。
普通のサラリーマンの2倍は働いている。
それなのになぜこんなに所得が少ないのだろうか。
メディカル先生の悩みは深い。


子供たちが独立した後、夫婦二人で老後を楽しもう。
月に一回くらいは旅行に出かけたり、
週に2、3回はスポーツジムに通ったり、
週に1回くらいは妻と二人で
しゃれたレストランでゆっくりと食事を楽しんだり、
月に1回くらいは好きなコンサートを聞きに行ったり・・・
今までしゃにむに働いてきたのだから、
引退後ゆうゆうと楽しみたいものだ。
それにはどれくらいの老後資金が必要なのだろうか。

夫婦の老後の生活費(79歳−68歳)×50万円×12=6600万円
夫人の老後の生活費(86歳−74歳)×25万円×12=3600万円
合計 1億200万円
| 今ある貯金 | 1000万円 |
| 医師国民年金基金 | 0円 |
| 国民年金 | 2770万円 |
| 院長退職金(小規模企業共済) | 1600万円 |
| 引退までに必要な貯金 | 4830万円 |
| 毎年貯める額 | 141万円 |
(参考)最低日常生活費 月24万円 平均日常生活費 月29万円
ゆとりある日常生活費は 月37万円 と言われています。
メディカル先生には小学生の子供がふたり。
どちらかに医院を継いでもらいたいと考える。
将来、少なくとも一人は医学部に行かせたい。
長男は中2で長女は小6だ。
男でも女でもやる気のある方に跡を継がせるつもりだ。
教育費はどれくらいかかるのだろうか。

慶応大学(60人) 1928万円
順天堂大学(90人) 3050万円(寄付有り)
北里大学(100人) 3800万円
東邦大学(100人) 5727万円
(ホームページより抜粋)
仕送り額の平均は月10万円
しかし、アルバイトができない場合は15万円程度必要
15万円×12ヶ月×6年=1080万円
長男が7年後に大学入学
私立医学部を目指す場合 全額準備 4000万円 必要貯蓄額 毎年527万円
国立医学部を目指す場合 全額準備 630万円 必要貯蓄額 毎年 83万円
改装資金をどうするか。
メディカル先生はまだ45歳。開業して7年が経った。
引退するのは68歳の予定だ。
まだ、23年ある。
開業して15年で改装が必要だと税理士さんから言われた。
それくらいの費用をかけて改装すべきなんだろうか。

| 最近開業5医院の平均投資額 | ||
|---|---|---|
| 内装 | 2100万円 | |
| 医療機器・器具 | 2470万円 | |
| 合計 | 4570万円 | |
| 13年後の投資額 | ||
|---|---|---|
| 1000万円 | 必要貯蓄額 毎年114万円 | |
| 2000万円 | 必要貯蓄額 毎年228万円 | |
| 3000万円 | 必要貯蓄額 毎年342万円 | |

住宅ローンはまだ残っている。
月々の返済は16.5万円だ。
子供たちが独立したら、
バリアフリーの新しい家に買い換えたいと考えている。
できたら都心の、映画館や美術館、百貨店やホテル、
レストランに気軽に出かけられるような立地がいいと思う。
買い替えにどれくらいかかるのだろうか。
収入1億円、所得3,000万円の平均的な開業医であるメディカル先生(45歳)の事例です。 メディカル先生が、1億円の物件を自己資金2,000万円と、8,000万円のローンを組んで購入するとどうなるでしょうか。
サラリーマンのライフプランは、働き盛りでの住宅購入と、リタイア時の退職金、老後の生活を賄う厚生年金などを想定すれば、簡単に試算できます。しかし、開業医は、家計の側面と事業の側面の両面があり、しかも老後資金が一般の人より希望水準が高く、そこに教育資金と設備更新資金が絡んでくるので、医院専用のライフプランシミュレーションソフトが必要となるのです。一般のサラリーマン向けライフプランシミュレーションでは不十分です。
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